進捗状況(2022年7~9月):車両データを活用した地下鉄車内の混雑情報の提供プロジェクト【交通局】

プロジェクトのイメージ

東京都交通局では、2021年3月末より、都営地下鉄車内の混雑予測情報を「都営交通アプリ」で提供しています。
都営交通をご利用の際は、ぜひこちらのアプリをご活用ください。
都営交通アプリ
都営交通アプリ

進捗状況(2022年7~9月)

高精度混雑予測の提供
  • 2022年8月に、三田線の8両編成車両にも対応した最新の混雑予測情報への更新を実施しました。
三田線8両編成車両の混雑予測の例
車両情報収集システムの導入
  • 三田線に導入された新型車両6500形では、混雑データをはじめ、各種車両データを自動的に収集することが可能となります。
  • 2022年10月の稼働開始に向け、システム構築等を進めました。

今後の取組(2022年10~12月)

高精度混雑予測情報の更新
  • 6500形車両13編成の導入が完了し、2022年10月より、三田線内の8両編成車両の運行が増加しました。
  • 8両編成車両の混雑データについて、車両情報収集システムを活用して収集し、早期に混雑データの更新を実施します。
車両情報収集システムの導入
  • 2022年10月より、車両情報収集システムの稼働を開始しました。
  • これにより、車両異常時には、詳細な状況を指令員と保守係員が迅速かつ正確に共有することで、円滑な復旧作業等が可能となります。
  • また、今後、蓄積するデータの分析手法等について、他の鉄道事業者での取組も参考にしながら検討を進め、異常の早期発見や、部品交換周期の最適化につなげるなど、より効果的な予防保全を目指していきます。
車両情報収集システムのイメージ図