2025年にデジタルガバメント・都庁の基盤を構築する
「シン・トセイ」戦略では、改革の突破口となる「7つのコア・プロジェクト」と「各局リーディング・プロジェクト」を掲げ、2020~22年度までに短期集中で取り組む具体策を盛り込んでいます。
これらの取組を一気呵成に進めることで、2025年を目途に「デジタルガバメント・都庁」の基盤を構築します。
到達目標(1) 都庁のデジタルシフト
【行政手続をデジタル化】
- 主要169手続(許認可等の98%)のデジタル化を実現
- スマートフォン申請の拡大
【5つのレスを推進】
- ペーパーレスによる業務遂行が定着
- FAXレス実現済
- はんこレスによる電子決定率100%、デジタル化による押印廃止完了
- 全都立施設のキャッシュレス化を完了
- タッチレス(非接触、非対面)の行政サービスの浸透
到達目標(2) オープンガバメント
【オープンデータの徹底活用】
- オープンデータを都庁全体へ浸透
- オープンデータの活用により、民間企業等が新たなサービスを創出
【スタートアップ・シビックテックとの協働】
- スタートアップ・シビックテックと東京都の強固な協働スタイルの構築
- 協働のムーブメントを官民双方へ浸透
到達目標(3) ワークスタイル・イノベーション
【未来型オフィスへの転換】
- オフィス環境の整備により生まれた新たな働き方を全職場へ浸透
- システム基盤の更新によるクラウド化(SaaS利用)を全面展開
【内部事務改革】
- 総務事務センターによる給与・旅費等事務の集約を完了
- 契約・支出関連事務の一連のデータを連携させるシステムを構築
【組織・人材マネジメントの変革】
- デジタルサービス局の体制を拡充、デジタル人材を確保・育成
- DX推進体制の構築を梃子(てこ)として組織・人材マネジメントを変革
到達目標(4) 新しい都政のスタンダードを都庁全体に浸透
各局リーディング・プロジェクトの推進を通じて、各局事業のサービス提供のあり方や、仕事の進め方そのものの構造改革を進めることで、「新しい都政のスタンダード」を都庁全体に浸透
- 先端技術の社会実装
- 防災対策のDX
- 「伝える広報」から「伝わる広報」への転換
- 行政手続、行政相談など都民サービスの利便性向上
- 内部事務等の効率化・省力化