進捗状況(2021年7~9月):スマート農林水産業プロジェクト【産業労働局】

プロジェクトのイメージ

進捗状況(2021年7~9月)

スマート農業

【目標】研究開発プラットフォームの運営・プロジェクトの実施6件(2021)

(取組状況)
スマート農業に関連して、6つの研究課題(プレス発表(4月22日))を実施しています。

(取組例)

生産者は庭先直売所の販売状況を発信し、消費者はスマホで品揃えや経路を確認するシステムを開発

ハウスに軽量フレキシブル太陽電池を設置して利用技術を開発

その中の「多品目栽培用作業スケジュール管理システムの開発」での成果として、「東京型農作業スケジュール管理アプリ」をリリース(プレス発表(8月26日))しました。このアプリを活用することで、多品目栽培のスケジュール管理や農業日誌の作成ができるようになります。農業者の皆様のスマート農業の推進にご活用ください。

東京型農作業スケジュール管理アプリ

【目標】ローカル5G等の活用・遠隔指導実験の開始(2021)

(取組状況)
ローカル5Gを活用した遠隔での農作業支援の実証試験の概要動画を公開しました。詳しくはこちら

公開した動画

スマート林業

【目標】多摩産材の流通効率化・システム運用開始(2022)

(取組状況)
レーザ等を活用した森林状況の把握や、デジタル技術を活用した流通効率化等の現地実証を開始しました。

(イメージ図)

スマート水産業

【目標】海況シミュレーション・海況予測サービスの運用開始(2022)

(取組状況)
基本システムの構築に向けて、システム開発受託事業者と進捗状況の確認と海洋環境や気象情報などの主要表示項目の調整を図りました。

(イメージ図)

今後の予定(2021年10~12月)

スマート農業

【目標】研究開発プラットフォームの運営・プロジェクトの実施6件(2021)

(今後の予定)
・プラットフォームで得た技術シーズや発想を研究開発に活用します。
・企業等との研究開発グループによる実証実験や活用モデル等の提示を行っていきます。

【目標】ローカル5G等の活用・遠隔指導実験の開始(2021)

(今後の予定)
遠隔操縦カメラやスマートグラスなどを活用し、ローカル5Gの特性を活かした遠隔農作業支援の高品質化や高度化を進めていきます。

スマート林業

【目標】多摩産材の流通効率化・システム運用開始(2022)

(今後の予定)
伐採現場における詳細情報の取得など、現地実証の事例を増やし、多摩産材需給情報システムの構築を進めていきます。また、林業事業者等を対象に実施予定のユーザーテストについて、スケジュールや実施内容を検討していきます。

スマート水産業

【目標】海況シミュレーション・海況予測サービスの運用開始(2022)

(今後の予定)
本年度中の基本システム構築にあたり、引き続き受託者と協議していきます。また、より高精度の情報提供がなされるよう、サービス実装に向けた協議検討も併せて行います。
さらに、漁業者等を対象に実施予定のユーザーテストについて、スケジュールや実施内容を検討していきます。