進捗状況(2022年4~6月):オンライン若者支援ネットワークの構築プロジェクト【生活文化スポーツ局】

プロジェクトのイメージ

進捗状況(2022年4~6月)

若者からのオンライン相談

〇「若ナビα」においてオンライン相談を実施

東京都若者総合相談センター「若ナビα」では若者の様々な悩みを電話やメール、LINEにより受け付け、ご本人、ご家族からの申し出や相談員の判断により必要に応じて面接相談を実施しています(事前予約制)。また、2021(令和3)年5月からは利用者の利便性の向上のため、オンラインによる面接相談も実施しております。

オンライン面接相談にあたっては、その都度、ご本人の意向や体調に応じて柔軟に実施していますが、直接対面での面接相談を希望する方も多い状況です(2022(令和4)年4月~6月の面接相談28件。うちオンライン面接相談は0件(令和3年度からの累計17件))。

LINE相談(及び電話相談)は令和4年度から相談時間を20時から23時まで延長しました。
20時以降の相談は増加傾向で、今まで相談できなかった相談者の利用の幅を広げています。
文章でのやり取りとなるLINE相談では十分に聞き取ることができない相談についても、オンライン面接相談につなげていく等の取組を行っていきます。

関係支援機関とのオンライン連携

〇ケース検討など関係支援機関とのオンライン連携

「若ナビα」では定期的に個別の相談事例について、支援の方向性を検討する会議(ケース検討会議)の開催や支援に関わる行政機関等(関係支援機関)との連絡・調整を行っています。
2021(令和3)年5月からそのうちの一部をオンラインを活用して実施しています。

4月~6月にオンラインを活用した会議等を2回実施しました。(令和3年度からの累計:49回)

また、「若ナビα」の周知活動の一環として、2021(令和3)年8月から開始した区市町村や関係支援機関等の支援者を対象としたオンラインセミナーでは、事業説明や具体的な相談事例の紹介などを行っています。

今後の取組(2022年7~9月)

若者からのオンライン相談

〇「若ナビα」においてオンライン相談を実施

引き続きご本人の意向や体調等を踏まえ、希望する方にはオンライン相談を実施するなど、状況に応じた丁寧な支援を実施していきます。(年間100件実施)

また、ご利用された方に聞き取りを行うほか、今夏実施するWeb調査結果を踏まえ、若者がより利用しやすく、満足度の高いオンライン相談を実施できるよう改善を進めていきます。

〇「若ナビα」の広報活動等の強化

2022(令和4)年5月中旬から1か月間掲出したWeb広告

より多くの皆様に「若ナビα」を知っていただき気軽にご利用いただけるよう、SNS(Twitter、Instagram)を使ったWeb広告で今年度から新たにLINE広告を導入したほか、昨年度実施したSNS分析結果も活用するなど、効果的な広報活動を展開していきます。

また、新たにチャットボットを導入するなど、若者にとって利用しやすい相談体制の整備に資する取組を強化していきます。

関係支援機関とのオンライン連携

〇ケース検討など関係支援機関とのオンライン連携

ケース検討会議や関係支援機関との連絡・調整にオンラインを活用し、より効果的・効率的な連携を進めてまいります。(年間55件実施)

オンラインセミナーなどの機会を活用し、「若ナビα」を広く周知するとともに、若者支援ネットワークの輪を広げてまいります。