進捗状況(2022年4~6月):いつでも・どこでもスポーツとつながるプロジェクト【生活文化スポーツ局】

プロジェクトのイメージ

進捗状況(2022年4~6月)

デジタル技術等による新たなスポーツ機会の創出

〇バーチャル空間において自転車等で走り楽しめる機会を創出

 2022年11月23日(水・祝)に臨海部で実施予定のスポーツ体験イベント「マルチスポーツ」の中で、バーチャル空間で自転車を漕いで楽しんでもらうコンテンツを実施する方向で調整しています。

〇大会記念行事等、リアルとバーチャルのハイブリッドによるイベント開催

 大会1周年期間中のイベントにおいて、デジタル技術を活用したセレモニー参加や競技の配信、VR競技体験などの活用を検討します。

〇公開空地等を活用した、いつでもどこでも気軽に楽しめるスポーツの体験イベント等により、スポーツを実施するきっかけを提供

 2022年秋頃、従来の都立スポーツ施設や民間ジム等に捉われず、公開空地等の東京ならではの都市空間を活用して、様々な運動やスポーツの体験スペースを設置し、仕事帰りのビジネスパーソン等が気軽に運動を体験できるコンテンツを実施する方向で調整しています。

障害者のスポーツ環境整備・社会参加の促進

〇アプリの活用やコース開拓等、バリアフリーに配慮したウォーキング環境を整備

 障害のある人がウォーキングに取り組むことを後押しできるよう、既存のウォーキングアプリへの機能追加について検討しました。また、新たに設定するバリアフリーに配慮したウォーキングコース案の検討を開始しました。

〇分身ロボットを活用し、スポーツ環境を整備、障害者の社会参加を拡大

 外出困難な重度障害のある方等が、デジタルを活用して、パラスポーツの体験やスポーツ観戦、ボランティアなど「する・みる・支える」の様々な面からスポーツ活動に参加できる機会を提供する「パラスポーツリモート参加事業」を今年度より実施します。
 1回目として、「するスポーツ」の対象イベントについて調整をしています。また、2回目として、「みるスポーツ」の対象イベントである東京2020パラリンピック1周年記念イベントに参加する福祉施設等の募集を開始しました。

都立スポーツ施設のサービス向上

〇国際大会やイベント等において、Wi-Fiや5G等通信インフラの活用、多言語放送システムを利用できる環境の提供

 東京2020大会の都有会場等への観客向け無料Wi-Fi、多言語放送システム等の整備を進め、大会までに完了しました。

〇都立スポーツ施設において、大会等を映像配信できるシステムを構築

 東京体育館に、配信システムの構築を行いました。

今後の取組(2022年7~9月)

デジタル技術等による新たなスポーツ機会の創出

〇バーチャル空間において自転車等で走り楽しめる機会を創出

 2022年11月23日(水・祝)に臨海部で実施予定のスポーツ体験イベント「マルチスポーツ」において、自転車や様々なスポーツをバーチャル空間で体験できるコンテンツの実施を引き続き検討していきます。

〇大会記念行事等、リアルとバーチャルのハイブリッドによるイベント開催

 「東京2020オリンピック・パラリンピック1周年記念セレモニー」として、7月23日(土)及び7月28日(木)にイベントを開催します。
 アスリート等による入場パレードへのアバターによるリモート参加、セレモニーのリモート観覧に加え、デジタル技術を駆使した競技体験なども実施することで、新たなスポーツの楽しみ方を提供します。

 

 また、8月24日(水)に開催する「東京2020パラリンピック1周年記念イベント」では、マルチアングルによるオンライン配信を実施し、車いすバスケットボールの国際試合等を観戦できます。
 さらに、同日には、府中市郷土の森博物館プラネタリム等において、大会のレガシーでもあるVRシアターを活用し、まるで会場で観戦しているような迫力ある映像体験ができる、臨場感LIVEビューイングを実施します。

〇公開空地等を活用した、いつでもどこでも気軽に楽しめるスポーツの体験イベント等により、スポーツを実施するきっかけを提供

 2022年秋頃、従来の都立スポーツ施設や民間ジム等に捉われず、公開空地等の東京ならではの都市空間を活用して、様々な運動やスポーツの体験スペースを設置し、仕事帰りのビジネスパーソン等が気軽に運動を体験できるコンテンツの実施に向けて引き続き検討していきます。

障害者のスポーツ環境整備・社会参加の促進

〇アプリの活用やコース開拓等、バリアフリーに配慮したウォーキング環境を整備

 ウォーキングアプリについては、既存のウォーキングアプリに音声誘導など障害者向けの機能を一部追加作業中です。また、障害者も参加しやすいウォーキング実施に向けて、バリアフリーに配慮したウォーキングコースを5コース選定し、実地調査を行います。

〇分身ロボットを活用し、スポーツ環境を整備、障害者の社会参加を拡大

 「するスポーツ」の取組として、特別支援学校で実施するパラスポーツ体験教室に、重度障害のある方等が福祉施設から遠隔で参加し、ボッチャとダンスを行う予定です。
 また、「みるスポーツ」の取組として、東京2020パラリンピック1周年記念イベントに、重度障害のある方等が、福祉施設から遠隔で車いすバスケットボールの試合を観戦する機会を提供する予定です。

都立スポーツ施設のサービス向上

〇国際大会やイベント等において、Wi-Fiや5G等通信インフラの活用、多言語放送システムを利用できる環境の提供

 これまで整備した観客向け無料Wi-Fi、多言語放送システム等については、今後もこれらの活用を進めていきます。

〇都立スポーツ施設において、大会等を映像配信できるシステムを構築

 東京体育館に構築した配信システムについて、本格運用に向けてテスト運用を進めていきます。