進捗状況(2022年10月~12月)
5G活用サービスの都市実装
- 2022年9月16日に設立した 「西新宿先端サービス実装・産官学コンソーシアム(以下「コンソーシアム」)」 において、分科会ごとにサービス実装に向けた取組を進めています。
- サービス実装の第一弾として、「地域の魅力向上に向けたXRの都市実装検討分科会」メンバーである小田急電鉄株式会社が、XRをテーマにした常設施設「NEUU(ニュー)」を開設しました。
URL:https://shintosei.metro.tokyo.lg.jp/post_lp01_221018/
スマートポール活用サービスの検証
- スマートポールを有効活用して、西新宿の街をより良くするために募集を開始した「西新宿エリアにおけるスマートポールを活用したプロジェクトの募集」について、公募により以下の4つのプロジェクトを採択しました
スマートポールを活用した情報発信プロジェクト(代表:㈱角川アスキー総合研究所)
西新宿に関係する全ての方向けに「ジモト応援・得するクーポン」等を配信する仕組みを構築し、地元密着型の情報発信を通じた地域振興を目指します。
気象連動型サイネージ広告配信プロジェクト(代表:㈱ルグラン)
気象データとスマートポールサイネージ閲覧者の性別や年代等のデータを用い、天気やサイネージ閲覧者に合わせた広告を掲出し、効果的な広告を活用した地域振興を目指します。
音声AR インフラを活用した「西新宿」の多層化〜 防災と周遊が両立する、地域のスマート化 〜(代表:エイベックス・エンタテインメント㈱)
避難場所の認知促進など、地域の防災・安全意識の醸成を図るとともに、西新宿に散在する観光資源に関する情報発信など、周遊観光を促進する音声ARコンテンツをスマートポール周辺で提供します。
エイベックス社が開発した、音声AR(位置情報に音声・音楽を配置するシステム)プラットフォーム「SARF」の専用アプリを通じてコンテンツを提供します。「SARF」の詳細につきましては、以下のサイトをご覧ください。
SARF [Sound Augmented Reality Format]|音声AR
URL:https://sarf.jp/
公園管理を効率化する新宿中央公園と利用者の最適なコミュニケーション方法検証(代表:小田急電鉄㈱)
新宿中央公園内にフリースペースを設置し、スマートポールの人流データ等を活用して、公園管理者と利用者間の効果的なコミュニケーション方法について分析・検証します。例えば以下の図は、人流データ分析により人の滞留状況を可視化したイメージです。
最適な案内方法を検証することで、今後の公園管理効率化や満足度の高い公園サービス提供実現へつなげます。
スマートポール運営スキーム検討
- 協働事業者(※)と共に、運営スキームの検討を進めています。 ※協働事業者:スマートポールを整備し、都市実装に向けて機能の有用性や収益性等の確認を、都と共に取り組む事業者
今後の取組(2023年1月~3月)
5G活用サービスの都市実装
- 5G等先端技術を活用し地域の課題解決に資するサービスを都市実装するためのサービスプロジェクトを実施し、今年度の成果をとりまとめます。
- 分科会ごとに、サービス実装にあたっての課題解決に向けた取組を進め、今年度の成果を取りまとめます。
スマートポール活用サービスの検証
- 採択した4つのプロジェクトを実施し結果を取りまとめます。
スマートポール運営スキーム検討
- 協働事業者と共に、スマートポールの運営スキームを引き続き検討していきます。