進捗状況 (2023年1~3月)
スマート農業
【目標】研究開発プラットフォームの運営・プロジェクトの実施
ソーラーエネルギー利用システム開発の実証報告
2020年9月より、東芝エネルギーシステムズ株式会社と共同研究契約を締結し、ソーラーエネルギー利用システムの開発実証を進めてきました。
この度、軽量フレキシブル太陽電池利用技術について、成果を報告書としてまとめました。
◆報告書はこちらをご覧ください。
https://www.tokyo-aff.or.jp/uploaded/attachment/10986.pdf
最新Wi-Fi 技術を活用した圃場モニタリング~屋外Wi-Fi導入ガイド~を公開
2022年4月より、groxi株式会社と共同研究を締結し、最新Wi-Fiを活用した圃場モニタリング技術の実証を進めてきました。この度、生産者が圃場やハウスにWi-Fi通信を設置・利用する際のヒントとなるガイドとして成果をまとめました。
◆屋外Wi-Fi導入ガイドはこちらをご覧ください。
https://www.tokyo-aff.or.jp/uploaded/attachment/11171.pdf
研究開発プラットフォーム会員向けの「稼ぐ農業を目指す都市農業のスマート化」を開催
2023年2月6日(月)、研究開発プラットフォーム会員向けの2022年度のセミナー「稼ぐ農業を目指す都市農業のスマート化」をホテルエミシア東京立川で開催しました。参加者は86名に達し、参加者同士で積極的に交流していただきました。ご参加くださった皆様ありがとうございました。
【内容】
1 東京都が目指す農業振興の方向と今後の施策展開
・東京農業振興プランの改定について
東京都産業労働局農林水産部農業振興課
2 稼ぐ農業を支援するITツールや物流、先進技術の事例の紹介
(1)生産者と農業スタートアップからみた農業DXの展開方向
株式会社Agrihub 代表取締役 伊藤 彰一 氏
(2)東京農産物のマイクロ物流の展開方向
一般社団法人M.U.R.A. 代表理事 南部 良太 氏
(3)次世代通信を活用した農業支援の展開方向
NTT東日本 経営企画部 担当課長 中西 雄大 氏
3 グループディスカッション
東京農業の発展に活用できるアイディアをテーブルごとに議論し、各テーブルのファシリテータが議論の内容を発表しました。
スマート林業
【目標】多摩産材の流通効率化・システム運用開始(2022)
(取組状況)
レーザ等を活用した森林状況の把握や、デジタル技術を活用した流通効率化等の現地実証に取り組み、多摩産材需給情報システムを構築しました。 運用開始に向け、利用者(多摩木材センター協同組合)と協定を締結し、システムの試用を開始しました。
(システムの概要)
(原木市場での運用)
スマート水産業
【目標】海況シミュレーション・海況予測サービスの運用開始(2022)
(取組状況)
2022年度構築した基本システムにおいて、2023年度の試行運用に向けての適用海域の拡大と機能の強化を実施しています。
7月に実施した漁業者等を対象としたユーザーテストの結果明らかになった問題点について修正を行い、先行運用を開始しました。
(イメージ図)
今後の取組(2023年4~6月)
スマート農業
【目標】先進技術を活用した東京型スマート農業の研究開発 累計11研究成果の発表(2025)
(今後の予定)
課題化した研究開発を進め、成果を順次発表していきます。
・果樹根域制限栽培における環境制御システムの開発
・小型コンピュータを活用したハウス環境制御システムの開発
・果樹根域制限栽培における環境制御システムの開発
・スマート農業技術の経営的評価・経営モデル構築
等
スマート林業
【目標】最先端林業機械等を累計6台導入(2025)
(今後の予定)
林業機械を選定し、順次導入を進めていきます。
2023年度は、導入した機械による実証を行います。
スマート水産業
【目標】内水面養殖業への先進技術の導入 検証試験、成果発表(2025)
(今後の予定)
2023年度は、機器の選定、設置場所等の設計を行います。
初めに、設置する機器の選定を行う予定です。