進捗状況(2023年4~6月):スタートアップとの協働によるスマートサービス実装プロジェクト【デジタルサービス局】

プロジェクトのイメージ

 このプロジェクトでは、「スマート東京」の実現に向けて、都内全域をフィールドに、3か年度で60件以上のスマートサービス*をスタートアップによってスピーディに実装していくことを目指しています。

 *スマートサービス:デジタル等の力を活用した都民のQOL向上に資するサービス

 東京都は、この目標を達成するために、スタートアップによるスマートサービスの実装を支援する「スマートサービス実装促進事業者」と連携しながら、都内各エリアでのスマートサービスの実装を進め、スマートシティの取組を加速化していきます。

事業実施フロー

進捗状況(2023年4~6月)

新たに3者のスマートサービス実装促進事業者を選定しました

 2023年3月29日から5月9日にかけてスマートサービス実装促進事業者の募集を行い、応募のあった事業者の中から以下の3者を選定しました。

【選定事業者一覧(五十音順)】

株式会社unerry公式HP

  • 創出する価値
     人流データを活用したエリアの課題・ニーズの定量化とメディア活用による効率的な認知獲得・行動変容の創出を通じて、スマートサービスの実装、改善が促進される土台を形成
  • 支援スタートアップ等の想定分野例
     まちづくり、モビリティ、エネルギー 等

CICToranomon合同会社公式HP

  • 創出する価値
     CIC Tokyoを活用したアジャイル開発によるスムーズなサービス実装を実現するとともに、事業終了後も参画者の連携が続くコミュニティを形成し、サービスの自走化を促進
  • 支援スタートアップ等の想定分野例
     ESG、ヘルスケア、次世代オフィス 等

株式会社デジタルガレージ公式HP

  • 創出する価値
     3か年の協定期間を活かした計画設計により、中長期的なスマートサービスの実装を支援するとともに、サービスを持続的に提供可能なエコシステムを確立
  • 支援スタートアップ等の想定分野例
     環境、ウェルネス、まちづくり 等

※支援するスタートアップ等の想定分野例は、今後の状況により変更する可能性があります。

 2023年度は、上記の3者に2022年度に選定した3者を加えた合計6者のスマートサービス促進事業者と東京都が連携し、多様な価値の創出に向けた取組を進めていきます。

TIS株式会社、Plug and Play Japan株式会社及び株式会社ボーンレックスの3者。2022年度の取組実績は、以下の記事にて紹介しております。

今後の取組(2023年7~9月)

  • スマートサービス実装促進事業者が一堂に会するキックオフのほか、基盤提供者*とスマートサービス実装促進事業者のネットワーキングを目的とした交流会を開催します。
  • 交流会以外にも、スマートサービス実装促進事業者間で情報共有できる場を設け、連携しながらサービス実装に向けた取組を進めていきます。

*基盤提供者:エリアマネジメント団体及びその構成・協力企業や取組に参画する行政等、スマートシティ基盤を整備・運用する主体

※事業の詳細や今後の取組については、本事業のホームページでも随時情報を発信してまいりますので、ぜひご覧ください。