進捗状況(2023年7~9月):スマートフォン等による体験型自転車安全利用教育プロジェクト【生活文化スポーツ局】

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進捗状況(2023年7~9月)

〇アプリの利用状況

・合格証発行件数は、17,000件を超えました(9月30日時点)。
 引き続き、自転車事故の無い社会の実現のため、「輪トレ」を活用した自転車のルール・マナーの普及啓発に取り組んでいきます。

〇アプリの活用促進

・「輪トレ」を活用した交通安全教室や研修等の促進のため、都では都内学校や事業者等を中心にアプリを活用した普及促進オリエンテーションを実施しています。
 その一環として、7月には都立野津田高校、都立小平西高校、都立八王子拓真高校の3校において、生徒を対象として、本オリエンテーションを活用した自転車安全講習を行いました。

 特に、第3章「自転車走行シミュレーション」では代表者が操作する画面をプロジェクターで投影して、クラス全員でシミュレーション体験をしました。
 事故が起きてしまった際は落胆の声が、無事故・無違反でゴールした際は拍手が起こる等、生徒たちは「自転車走行シミュレーション」で楽しんで自転車の安全運転について学習していました。

 また、講師が適宜自転車使用時の注意点を説明したり、最後の学習効果検証をクラス全員で回答したり、”体験型”の強みを十分に生かした講習会となりました。

 さらに、その他、複数の事業者においてもオリエンテーションを実施しました。
 今後も「輪トレ」を活用した自転車のルール・マナーの普及啓発に努めていきます。

・小中学校での自転車安全利用教育に活用するため、江戸川区では4月から区が配布する1人1台端末に「輪トレ」が配信されています。さらに、品川区では9月から区が配布する1人1台端末に「輪トレ」がダウンロードされました。
 「輪トレ」の特徴は、”スマートフォン・タブレット”で”手軽に”、”楽しく”自転車のルール・マナーを学習できることにあります。
 各小中学校での教育に「輪トレ」が活用され、子供たちの自転車事故減少につながるよう、都としても引き続き協力していきます。

〇サイクルイベントとの連携

 
・環境にやさしく、健康にもよい自転車をさらに身近なものとするため、東京都ではGRAND CYCLE TOKYO(以下、GCT)として様々なイベントを実施しています。

 そこで、GCTと連携し、今年11月23日(木・祝)に実施される”レインボーライド”の申込者のうち、「輪トレ」の合格証発行が完了している方に”缶バッチ”がプレゼントされます。

 その他にも、GCTとの連携を進めていきますので、ぜひGCTのホームページ及びX(旧Twitter)のアカウントもご覧ください。

今後の取組(2023年10~12月)

〇体験型自転車安全利用教育アプリの改修

・アンケートの結果等を基に、引き続きアプリケーション改修の検討・実施を行い、よりユーザビリティの高いアプリを目指します。

〇アプリ活用による自転車安全利用の促進

・アプリを活用した交通安全教育の更なる普及に向け、引き続き都内学校や事業者等を中心にオリエンテーションを実施していきます。

・GRAND CYCLE TOKYO等と連携するなど、様々な場面でアプリの広報・周知をしていきます。