進捗状況 (2024年4~6月)
先進技術を活用した東京型スマート農業の研究
(取組状況)
統合環境制御システムの低コスト化
東京フューチャーアグリシステムの環境制御装置の低コスト化を図り、トマト栽培で検証しました。その結果を報告しました。
https://www.tokyo-aff.or.jp/uploaded/attachment/12674.pdf
林業の生産性を向上
(取組状況)
林業の現場に先進技術を活用した林業機械を導入しています。
完全油圧制御による油圧式集材機です。集材機を無線操作することで、造材作業者と荷掛作業者の2人で集材作業が可能です。また、任意で登録した土場地点または先山地点までボタン一つで搬器を自動走行させ、集材機の操作時間を削減することができます。
内水面養殖業への先進技術の導入
(取組状況)
AI搭載型自動給餌機の実証実験を実施しています。
また、飼育環境コントロールシステム等の設置に向けた設計を開始しました。
(イメージ)
今後の取組(2024年7~9月)
先進技術を活用した東京型スマート農業の研究
【目標】累計11研究成果の発表(2025)
(今後の予定)
課題化した研究開発を進め、成果を順次発表していきます。
・都内生産者の情報共有基盤の整備(病害虫発生状況等)
・庭先直売所経営管理システムによるマーケティング手法の構築 等
また、スマート農業の技術の現地実装を進めていくために、生産上の課題に応じたオープンラボを生産現場に開設し、現場での課題解決を進めていきます。
林業の生産性を向上
【目標】最先端林業機械等を累計6台導入(2025)
(今後の予定)
導入した機械による実証を進めるとともに、新たに林業機械を選定し、現場での活用を進めていきます。
内水面養殖業への先進技術の導入
【目標】検証試験、成果発表
(今後の予定)
AI搭載型自動給餌機について、実証実験を継続して実施します。また、飼育環境コントロールシステム等の設計を行います。