進捗状況(2024年7~9月):衛星による不適正盛土検知プロジェクト【都市整備局】

衛星による不適正盛土検知のイメージ

進捗状況 (2024年7~9月)

不適正盛土の監視

運用の開始

 7月末に盛土規制法に基づく規制区域を指定し、新制度の運用開始に合わせて、光学衛星を用いた不適正盛土の監視を開始しました。

(1)試行エリアの判読

 業務の開始に先立ち、予め指定した50㎢の試行エリアにおいて、衛星による観測と地形改変箇所の判読・抽出を実施し、作業内容について確認を行いました。なお、下記の事例は、いずれも不適正盛土ではないことが確認されております。

盛土変化の画像
新たに盛土ができた可能性がある箇所の例
既存盛土の変化の画像
盛土だった土地が改変された可能性がある箇所の例

(2)本格運用の開始

衛星による監視範囲

衛星による監視範囲図
上記の700㎢の地域において、衛星による監視を 
開始しました。                  

衛星による監視サイクル

衛星による監視サイクルのイメージ

今後の取組(2024年10~12月)

不適正盛土の監視

〇 監視の継続 

 今後、継続的に監視を行いながら、盛土可能性箇所の判読・抽出結果をとりまとめた上で現場担当者に報告し、必要に応じて現場確認を行っていきます。