スタートアップによるサービス実装を支援する事業者が決定しました!

プロジェクトのイメージ

東京都では、「スマート東京」の実現に向け、今年度新たに「東京都スマートサービス実装促進プロジェクト」を開始しました。

このプロジェクトでは、都内全域をフィールドに、3か年度で60件以上のスマートサービス【注】をスタートアップによってスピーディに実装していくことを目指します。

【注】デジタル等の力を活用した都民のQOL向上に資するサービス

このたび、東京都と連携してスタートアップによるサービス実装を支援する「スマートサービス実装促進事業者」(3者)が決まりましたのでお知らせいたします。

1 採択されたスマートサービス実装促進事業者

  • スマートサービスの実装を担うスタートアップ等を選定し、他の事業者等と連携しながらスタートアップが実装を行う上で必要となる支援を実施します。
  • 協定期間(最大3か年度)を通して、1事業者あたり20件以上のスマートサービスの実装を支援します。(なお、スタートアップ等の選定はスマートサービス実装促進事業者ごとに行われます。)
  • スマートサービスの有用性に関する都民へのPR協力 等
事業者名TIS株式会社
創出する価値都民が安心して利用できるスマートサービスを各地で実装すると共に事業終了後も継続的にサービス実装が推進されるエコシステムを構築
支援スタートアップ等の想定分野例防災、まちづくり、ウェルネス、産業 等

<スマートサービス実装の例>

■まちなかの混雑状況等をリアルタイムに可視化
⇒密を避け、利用者の満足度向上

■AI映像解析のプラットフォーム
⇒人流解析、交通量検知、河川水位監視、侵入検知等、まちの安全管理に寄与

■ARによる観光、販売、道案内等サービス
⇒周遊性向上、観光・購買体験の最適化

事業者名Plug and Play Japan株式会社
創出する価値都民の利便性とサービスの品質が持続的に向上し、データ利活用を通じた都市空間の中で人と人とが“Safe, Secure, Suitable”につながる仕組み構築
支援スタートアップ等の想定分野例モビリティ、防犯・防災、観光 等

<スマートサービス実装の例>

AI・ITを活用した交通サービス
⇒需要に応じた車両手配による効率的な移動手段の提供

AI危機管理情報サービス
⇒リアルタイムの情報収集・分析による、迅速な安全情報の共有

■滞在体験価値を向上するソリューション
⇒観光活性化、地域の認知度向上

事業者名株式会社ボーンレックス
創出する価値早期にサービス実装のモデルケースを創出し、スマートシティ基盤提供者とスタートアップ等がともにプレイヤーとして共創する都内全域の機運醸成
支援スタートアップ等の想定分野例ウェルネス、モビリティ、まちづくり 等

<スマートサービス実装の例>

■遠隔医療のプラットフォーム
⇒利用者・医療機関の負担軽減

■AIを活用した最適化された移動サービス
⇒交通渋滞解消・回遊性向上

■防犯カメラ等とAI活用したサービス
⇒購買分析、デジタルサイネージ・広告連携による効率的な店舗運営、売上向上

詳細はこちらをご覧ください。

※支援するスタートアップ等の想定分野例は今後の選定の状況により変更する可能性があります。

2 東京都の支援内容

  • スマートサービス実装促進事業者に対し、成果に応じて協定金の支払を年度ごとに行います。
  • その他、スマートサービス実装促進事業者間のネットワーキングやメンタリングの実施等の支援を行います。
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3 その他

事業の詳細、今後の実装・展開については特設ホームページより発信していきます。

【問い合わせ先】
デジタルサービス局 デジタルサービス推進部 デジタルサービス推進課 03-5320-7622