グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業
参画事業者が決定
東京都は、スタートアップやその支援者が集い、交流する一大拠点「Tokyo Innovation Base(TIB)」を2023年11月に開設し、この間、のべ5万人が来場するなど、TIBは大きなプラットフォームに成長しています。
こうしたTIBのプラットフォームを起点に、グローバルに成長するスタートアップを生み出すため、新たに「グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業(通称「TIB CATAPULT」)」を始動します。TIB CATAPULTでは、東京の強みとするビジネスや技術の領域に焦点をあて、事業会社などが協働してスタートアップを強力に支援する6つの「イノベーションクラスター」を結成し、スタートアップとの協働プロジェクトを進めていきます。
1 事業概要
世界の課題を解決し、グローバルに活躍するスタートアップの輩出を目指す事業会社等の連携体(イノベーションクラスター)が、それぞれのビジネスや技術の領域の強みを活かして、スタートアップとの特色ある協働を行います。
2 採択クラスターについて
注力領域 | 代表事業者名 <クラスター名> |
---|---|
宇宙 | KDDI株式会社 <MUGENLABO UNIVERSE> |
クライメートテック ディープテック | Plug and Play Japan株式会社 <Econovation City Cluster (ECC)> |
アグリテック フードテック | 一般社団法人AgVenture Lab <Sustainable AgriTech & FoodTechクラスター> |
ライフサイエンス | 一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン/LINK-J <LINK-BioBAY TOKYO> |
鉄道 交通 | TIS株式会社 <Tokyo Railway Innovation Partnership(TRIP)> |
グローバル推進クラスター
有力な海外支援機関(海外大学、海外アクセラレータ等)と連携し、グローバルスタンダードな支援を強力に行う1者を、「グローバル推進クラスター」として選定しました。
City-tech (スマートシティ、モビリティ、クライメート、資源循環、防災等) | CIC Institute <Global City-tech Bridge> |
3 東京都の支援
- 東京都はそれぞれの事業者の取組が着実に進むようサポートするとともに、先端技術の実装など、優れた事例の創出を促すため、成果指標の達成状況等に応じた協定金を支払います。
- 協定金額は以下のとおりです。
クラスターへの協定金 (6者採択) | 初年度最大0.8億円(最大3億円/3か年度) |
グローバル推進クラスターに対する加算協定金 (6者のうち1者) | 上記金額に以下の金額を加算 初年度最大0.7億円(最大3億円/3か年度) |
- 採択されたクラスターは、東京都と協定を締結し、2026年度末まで(予定)、主に注力領域において、スタートアップに対して具体的な支援を実践します。
- 各クラスターの取組の詳細や問合せ先等については、本事業のホームページに掲載しています。
4 今後の主なスケジュールについて
(1)キックオフの実施(2024年10月24日予定)
- 各クラスターの活動に関心のあるスタートアップや事業会社等を対象に、各クラスターの取組をご説明します。詳細は決定次第、本事業のホームページに掲載します。
(2)各クラスターによる取組の実施(随時)
- 支援先スタートアップの募集、イベントの開催などを予定しています。
- 3年間で各クラスター20件の協働事例の創出を目指します。
(3)成果報告会の開催(2025年2月から3月頃)
- 2024年度の取組成果の報告を行います。
“TIB CATAPULT”とは
CATAPULTとは、射出装置を意味する言葉です。TIBとつながる様々なクラスターから、スタートアップが世界に勢いよく飛び出していく土台をつくりたいという思いから、“TIB CATAPULT”と名づけました。
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略11 スタートアップ都市・東京戦略
<お問合せ先>
スタートアップ・国際金融都市戦略室 イノベーション推進部スタートアップ推進課
電話 03-5388-2106
Eメール S1130202(at)section.metro.tokyo.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を一部変更しております。
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