東京が抱える様々な都政課題を解決するためには、民間から生まれた画期的な製品・サービスを活用することが重要です。
そこで東京都では、スタートアップによる都政課題解決に向けた製品等のピッチや、行政機関、VCや企業等との交流の場を創出するイベントを2019年12月から開催しています。
9月21日より、ピッチイベントに参加するスタートアップを募集します。
ピッチ審査で審査委員から都政課題の解決に資すると認められたスタートアップは、事業の協働等に向けて具体的な交渉を進めるきっかけを持つことができます。ぜひご応募ください。
第15回イベント概要(予定)
【日 時】 令和3(2021)年10月26日(火曜日)14時00分~16時45分(予定)
【場 所】 TOKYO UPGRADE SQUARE (新宿区西新宿二丁目6番1号)
【主な内容】
1 スタートアップによるピッチ(5社を予定)
2 結果発表及び審査委員講評
3 フォトセッション
【応募テーマ】 『東京都中小企業の景況調査にかかるオープンデータの活用について 』
東京都では、都内中小企業の業況や売上高などの景況を調査し、経営戦略などを決める際の判断材料として活用できるよう、調査結果を公表しています。本調査については、多くの事業者に広く活用していただけるよう調査の認知度向上が課題となっています。
また、調査の存在を知ってもらうだけでなく、「調査結果を積極的に利用したい!」と思っていただくために、データビジュアライゼーションの視点を取り入れ、事業者が活用しやすい形で提供するほか、他機関が行う統計データ等を効果的に組み合わせることで、景況調査に新たな価値を創造したいと考えています。
そこで、今回、これまでの調査結果をオープンデータ化することとし、スタートアップの柔軟かつ大胆な発想をもとに、この伝統的な景況調査にこれまでとは異なる切り口から新たな価値を提供できるようなサービスを募集します。あわせて、事業者が使いたいときに気軽に活用できるようなシステム等についても募集します。
(例)
1 他機関の調査等とのコラボレーションにより画期的な情報を提供するサービス
- 他機関が実施する統計調査や、様々なデータと、本景況調査を組み合わせることで、単一調査では提供できないような中小企業にとって有益となる情報を提供するサービス等
- データビジュアライゼーションの視点で、調査結果をよりわかりやすく見せるサービス等
2 景況調査データを中小企業などが効果的に活用できるシステム等
- 業種別の長期的な推移や、過去の自然災害等の発生前後における景気動向の状況など、中小企業が各々の目的で知りたい情報を簡易に検索又は選択して表示するシステム
- 中小企業が積極的に使用したくなるよう、検索条件の設定や画面表示が分かりやすいシステム
※東京都景況調査のURL(https://www.sangyorodo.metro.tokyo.lg.jp/toukei/chushou/keikyou/)
【問い合わせ先】 産業労働局商工部創業支援課 03 – 5320 – 4678 |
ピッチへの参加方法等
【募集期間】 令和3(2021)年9月21日(火曜日)~10月6日(水曜日)18時
【主な応募対象】 応募条件は、以下のとおりです。応募には、業種の制限はありません。
- 創業後及び第二創業後10年未満 (注)一般社団法人、合同会社、個人事業主等も含みます
- 応募テーマに合致した製品・サービスを有し、リリース後5年以内であること
- 公序良俗に反する事業を行うなど、東京都が支援することが適さないと判断した企業等ではないこと
【主な審査基準】 次のような観点で審査し、5社を選出します。
- 製品・サービスが上記応募テーマに合致しているか
- 製品・サービスを用いて東京都と協働することにより、都政課題の解決に資することが見込まれるか
- 製品・サービスに新規性・独創性があるか、ソーシャルインパクトがあるか
- 財務状況等に問題がなく、製品・サービスの生産(提供)計画に適切性があるか
【応募方法等】 詳細は公式ウェブサイト( https://upgrade-with-tokyo.jp)を参照の上、
お申し込みください。
【そ の 他】 新型コロナウイルスの状況を踏まえ、ピッチイベントをオンラインで開催する可能性があります。
ピッチの視聴方法
【視聴方法】 ピッチイベントの模様は、産業労働局チャンネル(YouTube)でライブ配信いたします。ご興味がある方は是非ご覧ください。(過去に実施したピッチイベントの様子も公開しています)