デジタルソリューション活用モデル@東京2020大会プロジェクト
進捗状況(2021年4~6月)
ライブサイトの5Gインフラ仮設整備
〇代々木公園内への5Gインフラ仮設整備、5Gを活用した来場者向けコンテンツの提供等
ライブサイト(代々木公園会場内)に5Gインフラを仮設整備し、5Gの特徴(大容量・低遅延・同時多接続)を活かした会場の運営強化や来場者向けコンテンツの提供を予定していましたが、人流を抑制し、新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、予定していたライブサイト会場はワクチン接種会場として活用してまいります。
多言語放送システムの導入
〇競技会場等のアナウンス内容を翻訳し、スマートフォン上に表示する多言語放送システムを整備・活用
東京都では、2020年度までに、施設内のアナウンスを多言語で文字配信する「多言語放送システム」を、東京2020大会の競技会場となる都立等12施設に整備しました。
本システムを活用することで、日本語が分からない方や聴覚に障がいがある方も、施設内のアナウンスから情報を得ることが可能となり、より多くの方々が安全・安心・快適に施設を利用することができます。
※多言語放送システムとは
既存アプリ「おもてなしガイド」を活用し、日・英の音声によるアナウンスの内容を7種類の言語(※)の文字でスマートフォンに表示させるシステムです。 ※日本語・英語・中国語(繁体字・簡体字)・韓国語・スペイン語・フランス語 「おもてなしガイド」アプリを立ち上げ、あらかじめシステムに登録された対応するアナウンスをスマートフォンに聞かせると、スマートフォン上にアナウンスの内容が文字で表示されます。
また、新型コロナウイルス感染症対策等に活用できる映像コンテンツ及びアナウンスを各施設に整備しました。映像コンテンツ及びアナウンスは下記URLからダウンロードできますので、是非ご活用ください。(ダウンロードデータは「おもてなしガイド」未対応ですので、ご了承ください。)
【映像コンテンツ】https://shintosei.metro.tokyo.lg.jp/2021_1q_lp03_movie/
【アナウンス】https://shintosei.metro.tokyo.lg.jp/2021_1q_lp03_announce/
【映像コンテンツサンプル】
Wi-Fi整備
〇都有会場や仮設シャトルバス乗り場等にWi-Fiを整備、恒設Wi-Fiは大会後も活用
東京2020大会を契機とした快適な通信環境の実現に向け、2021年6月末までに都有会場等19会場にWi-Fiを整備しました。
なお、東京2020大会に向けた通信インフラとして、5Gアンテナについても通信事業者により各会場に整備が完了しています。
今後の取組(2021年7~9月)
ライブサイトの5Gインフラ仮設整備
〇代々木公園内への5Gインフラ仮設整備、5Gを活用した来場者向けコンテンツの提供等
引き続き、ワクチン接種会場としての活用を予定しています。
多言語放送システムの導入
〇競技会場等のアナウンス内容を翻訳し、スマートフォン上に表示する多言語放送システムを整備・活用
東京2020大会期間中は、東京2020組織委員会と連携して各競技会場で本システム(「おもてなしガイド」対応映像コンテンツ含む。)を運用する予定です。
Wi-Fi整備
〇都有会場や仮設シャトルバス乗り場等にWi-Fiを整備、恒設Wi-Fiは大会後も活用
都有会場等に加え、東京2020大会直前には、仮設シャトルバス乗り場等へのWi-Fi 整備を予定しています。