進捗状況(2021年4~6月):デジタル技術活用監査の推進プロジェクト【監査事務局】

プロジェクトのイメージ

進捗状況(2021年4~6月)

監査事務の一部自動化、効率化

〇データ分析ツールを活用し監査事務の一部自動化、効率化

【財務諸表等の監査での活用】

・財務諸表等の監査は、都で作成された財務諸表が、東京都会計基準に沿って作成されているかを検証することを目的としています。

・これまでは、職員が主に紙の資料を使用して、手作業で数字のチェックを行っていました。今回のプロジェクトでは、新たに監査用の処理プログラムを作成して、電子化された資料の数字チェックを一部自動的に行うことを目指しています。

・2021(令和3)年4月に、本プロジェクトの実施に向け、委託契約を締結しました。2021(令和3年)7~8月に予定している財務諸表等の監査での活用に向けて、契約事業者と共に準備を進めています。

【工事監査での活用】

・工事監査は、都が行う工事について、計画、設計、積算、施工等の各段階において、無駄な支出や施工の不良がないかなど、技術面から工事が適正に行われているかをチェックする監査です。

・これまでは、監査の対象とする工事の選定を、職員が工事リストを使い、手作業で行っていました。今回のプロジェクトでは、工事リストを処理プログラムを用いて分析し、その結果を監査対象選定の一部に反映する予定となっています。

・2021(令和3)年4月に、本プロジェクトの実施に向け、委託契約を締結しました。2021(令和3)年後半~2022(令和4)年に予定している工事監査での活用に向けて、契約事業者と共に準備を進めています。

監査力向上のための人材育成

〇デジタル技術を活用した監査の定着に向けて人材を育成

・職員研修の実施に向けて、業務委託などの検討を進めています。


今後の取組(2021年7~9月)

監査事務の一部自動化、効率化

〇データ分析ツールを活用し監査事務の一部自動化、効率化

【財務諸表等の監査での活用】

・2021(令和3)年7~8月に予定している財務諸表等の監査にて、処理プログラムを活用した監査を実施します。

【工事監査での活用】

・2021(令和3)年後半~2022(令和4)年に予定している工事監査に向けて、処理プログラムを活用した監査対象工事の選定作業を実施します。

監査力向上のための人材育成

〇デジタル技術を活用した監査の定着に向けて人材を育成

・上記プロジェクトと並行して、デジタル技術を活用した監査手法の定着のため、職員研修の準備を進めていきます。