進捗状況(2022年4~6月)
■離島港湾情報プラットフォーム等の構築
〇システムの運用開始に向けて
- 島しょ地域における情報発信や災害対応を迅速化するため、「離島港湾情報プラットフォーム」の構築に向けシステム構成の検討などの準備を進めました。
〇ライブカメラの設置
- 昨年度、大島岡田港及び利島港にライブカメラを設置し、台風を想定した災害発生時の模擬訓練を実施し、周辺状況の視認性など、ライブカメラの有効性について確認しました。
ライブカメラ設置(実証試験)
〇衛星やドローン等による発災時の使用体制の構築
- デジタルサービス局と衛星データの活用に関する情報交換を踏まえ、災害の種類に合わせた衛星データやドローンの使い分けなど、使用体制を構築するための検討を進めました。
〇施設の3次元データやBIM/CIM化
- 施設のBIM/CIMモデル作成にあたっての課題等について、既存資料から抽出・整理を行いました。
- 大島岡田港の岸壁施設について、テストケースとして3次元モデルを作成しました。
岡田港岸壁(大島)の3次元モデル化(テストケース)
今後の取組(2022年7月~9月)
■離島港湾情報プラットフォーム等の構築
〇システムの運用開始に向けて
- 今年度末の試験運用に向けて、「離島港湾情報プラットフォーム」の構築に向けた準備を進めていきます。
〇ライブカメラの整備
- 現地踏査を実施し、ライブカメラの設置拡大に向けた検討調査を進めていきます。
〇衛星やドローン等による発災時の使用体制の構築
- 島しょ地域において、ドローンを活用し発災時の現地状況を速やかに収集するため、使用体制の構築に向けた課題の抽出など、引き続き調査を進めていきます。
〇施設の3次元データやBIM/CIM化
- 3次元データやBIM/CIM化について、維持管理を考慮したモデル作成にあたっての課題など検討調査を進めていきます。