進捗状況(2022年10~12月)
東京都新型コロナウイルス感染症対策サイトでは、新型コロナウイルス感染症に関する様々な客観的数値をわかりやすく発信しています。
2022年9月26日からの「全数届出の見直し」を受け、当サイトも 9月27日にサイトの表示を改修しましたが、この際「陽性者の属性」というデータの更新が終了となりました。陽性者については「年代別の総数」のみを把握することとなり、陽性者一人ひとりの詳細データが把握できなくなったためです。
「陽性者の属性」で各陽性者の年代を公表していたこともあり、当サイトには「年代別」の陽性者数を表示するグラフがありませんでした。このため、全数届出の見直し後も把握を継続している 陽性者の「年代別の総数」を公表するため、「年代別新規陽性者数」グラフを新設することとしました。
「年代別の総数」 の年代区分は0歳/1-4歳/5-9歳/10-19歳/20-29歳/30-39歳/40-49歳/50-59歳/60-64歳/65-69歳/70-79歳/80-89歳/90歳以上/不明の14区分となっています。視覚上のアクセシビリティを考慮すると、折れ線グラフや積み上げ棒グラフで14種類の陽性者数の推移を表示することは困難でした。
そこで、グラフ種類は年代別の棒グラフとし、カレンダー入力により任意の日付のデータを表示できるようにしました。
「年代別新規陽性者数」グラフ は2022年9月27日以降のデータが表示可能で、もちろんオープンデータ化もしています。
今後の取組(2023年1~3月)
2022年10月まで減少傾向にあった新規陽性者数は再び増加し、第8波を迎えています。一方で、感染症法上の分類変更や定点把握への切替えも検討されており、新型コロナウイルス感染症への行政の対応も大きく変わっていくかもしれません。こうした状況の変化を注視しながら、都民の皆様に正確な情報を発信していきます。