<帰宅困難者対策オペレーションシステムのイメージ>
進捗状況(2023年7月~9月)
〇帰宅困難者対策オペレーションシステムの構築
- システムの能力向上及び改良のための作業(構築、テスト等)を実施しました。
【人流状況を可視化するシステム】
- 人流データの取扱量を増やし、分析能力を向上させるため、システムの構築と各種テストを行いました。
- 災害関連情報を同一の地図上に一元的に表示する機能の構築と各種テストを行いました。
【一時滞在施設の開設・運営状況を把握するシステム】
- 区市町村等の体験利用からのフィードバックを経て、適宜、システムの改良を行いました。
- 8月に実施した帰宅困難者対策訓練で改めて本機能を利用し、実際の発災時になぞらえた状況下での検証を行いました。
今後の取組(2023年10月~12月)
〇帰宅困難者対策オペレーションシステムの構築
- 構築したシステムの受入テスト、総合テスト等を行い、要求機能やUI/UX等の最終確認を行います。
- 今年度予定している区市町村や一時滞在施設の管理者等へのシステム(一部機能)の公開準備を行います。
【人流状況を可視化するシステム】
- 都の防災部局において、機能向上させたシステム(暫定版)を使用して、平常時から都内の人流・混雑状況等をモニタリングし、実際の状況と整合しているか等の最終の確認・検証を行います。
- 将来のシステムの分析能力向上や一般向け情報配信のあり方について、学識経験者による検討を行います。
【一時滞在施設の開設・運営状況を把握するシステム】
- システムの動作やUI/UX、文言等の最終の確認・検証を行います。
- システムを実際の一時滞在施設において、どのように運用していくか、手法やモデルケースを検討し、オペレーションのあり方を整理します。