進捗状況(2021年7~9月):5つのレス徹底推進プロジェクト

ダッシュボード9月

5つのレス・第2四半期の実績(概要)は以下のとおりです。進捗状況の詳細と、今後の取組については、下記に記載しておりますので、ご覧ください。(取組ごとに、リンクを設けております。)

実績(概要)進捗状況
(詳細:下記リンク)
ペーパーレスコピー件数 約0.6億件ペーパーレス
FAXレス送受信件数 2019年同月比マイナス97.5%FAXレス
はんこレス起案文書の電子決定率 94.8%
押印廃止済      4,600件
はんこレス
キャッシュ
レス
都民利用施設76施設において
キャッシュレス決済導入
キャッシュレス
タッチレス行政相談や説明会等でのWeb対応を拡大タッチレス

今後の取組(2021年10月~12月)へ

進捗状況(2021年7月~9月)

(1)ペーパーレス

ペーパーレスのイメージ画像

ペーパーレスの取組においては、2016年度比の50%削減という目標達成に向け、会議でのモニター活用や部署ごとの削減計画策定するなど、全庁一丸となり削減の取り組みを進めています。

コピー件数は、2016年度比(約2.2億件)に対し、約0.6億件(9月末実績)となっており、特8月単月の実績(約640万件)では、前年同月比(約1290万件)の約50%減という取り組みを開始してから最大の削減幅を達成しました。コピー用紙の調達量については、2016年度比(約2億枚)に対し、約0.5億枚(9月末実績)となっております。

さらに、本庁舎全職場*のモニター配備について、職場環境に応じ適切な機器を選定できるよう、モデル仕様書や代表的な製品の仕様等を提示し、全局において配備に向けた発注の手続を行いました。  * 公営企業・議会局等除く。

事業所部門においても、今後のペーパーレスの取組展開に向けて、事業所部門におけるコピー用紙の使用状況に関する調査を行いました。

また、予算、人事、計画の3部門の全庁共通業務において、クラウドサービスや部門サーバーの局横断での利用により、ペーパーレス化を実現し、全庁的な情報共有や業務効率化を図りました。

クラウドのイメージ画像

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(2)FAXレス

FAXレスのアイコン

FAXレスの取組においては、2019年度比の98%削減という目標達成に向け、送受信の電子化(※)を徹底した結果、9月末実績においては2019年度比で97.5%の削減を行いました。

※送受信の電子化・・・機器の設定変更や更新により、都からの送信は電子データで相手のFAX機器に、都民の方などから都への受信も電子データで受信することで、紙でのFAX送受信をなくしていく取組

送受信の電子化のイメージ

また、ペーパーレスの取組同様に、事業所部門においてもFAXレスの取組展開に向けて、事業所部門におけるFAXの使用状況に関する調査を行いました。

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(3)はんこレス

はんこレスのイメージ画像

はんこレスの取組の一環では、文書の電子決定率100%(対象外案件除く)を2021年度の到達目標に掲げており、9月末時点において電子決定率94.8%を達成しました。

都と都民・事業者との間での「はんこレス」実現に向けて、規則や要綱改正などを行い、9月末時点で押印を要する事務約18,000件のうち、約4,600件(全体の約26%)の事務で押印廃止を実現しました。また、デジタル化によって押印廃止予定の事務とあわせて約15,600件(全体の約87%)を押印廃止していきます。

都と都民・民間事業者等との間での協定や契約について、押印の代わりにクラウドサービス上での電子契約を行う実証実験を実施しております。約20事業者から協力を得て、ユーザーレビューを収集し、効果検証を行いました。

電子契約実証実験イメージ

都民・事業者からの東京都への補助金等の申請について、jGrantsを利用し法人を対象にした補助金等の申請のデジタル化について、試行を進めています。詳細はこちらをご覧ください。

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(4)キャッシュレス

キャッシュレス決済のイメージ

キャッシュレスの取組においては、入場料等を徴収する都民利用施設(78施設)のキャッシュレス実現を目標に掲げており、76施設(10月25日時点)の入場料等について、キャッシュレス決済を導入しました。残り2施設のキャッシュレス決済導入及びキャッシュレス決済手段の拡充に向け、引き続き準備を進めてまいります。

また、入場から退場までキャッシュレスで過ごせる環境の実現を目指し、78施設内の店舗におけるキャッシュレス決済導入状況について、調査を行うとともに、施設の管理・運営事業者の更新の際には、キャッシュレス決済の導入を公募条件にすることを明示した通知を発出しました。

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(5)タッチレス

タッチレスのイメージ

各局の行政相談等において、Web相談・チャットボットなどを活用し、都庁や事業所に来庁することなく非接触型の対応を促進していきます(今年度:約70件実施予定)
また、各局で実施する説明会・講演会等のイベントにおけるデジタル活用などによる非接触型での開催も促進していきます(今年度:約500件実施予定)

タッチレスの取組の一環として、新型コロナウイルス感染拡大を防止し、多くの都民の方が訪れる窓口等を安全・安心にご利用いただくため、都のホームページ上で混雑状況を表示しています。

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今後の取組(2021年10月~12月)

(1)ペーパーレス

ペーパーレスで仕事をできる環境での実現に向けて、パソコンモニターや会議用モニターなどのデジタルツールの全庁での導入を進めていくとともに、都庁内部での書類提出や打ち合わせでのペーパーレス化を一層徹底していきます。

事業所部門におけるペーパーレスの取組について、調査結果に基づく分析を行い、都庁舎だけではなく、事業所部門含めた都庁全体でのペーパーレス促進に向けた検討を行います。

(2)FAXレス

送受信電子化設定を未実施の回線について、各局の取組状況を分析し、課題解決に向けた対応策の検討を進めてまいります。

事業所部門におけるFAXレスの取組について、調査結果に基づく分析を行い、都庁舎だけではなく、事業所部門含めた都庁全体でのFAXレス促進に向けた検討を行います。

(3)はんこレス

電子決定率100%達成に向けて、残り5.2%について、調査・分析を行い、文書の電子決定の徹底をします。また、電子決定の対象外案件についてもデジタル化に向けた検討を進めていきます。

クラウド上での電子契約等の実証実験について、来年度以降の活用に向け、クラウド上での電子契約締結に対する課題整理、レビューの分析を進めてまいります。

(4)キャッシュレス

78施設へのキャッシュレス決済導入に向けて、引き続き、残り2施設の準備を進めるとともに、施設内におけるキャッシュレス決済利用割合について、今後調査を行います。

(5)タッチレス

引き続き、行政相談等や説明会・講演会等でのデジタルツールを活用した非接触型の対応を促進していきます。