進捗状況(2021年10~12月)
〇アプリ化した虐待リスク評価ツールの導入:虐待リスク評価ツール(アプリ)の試行結果の検証
虐待リスク評価ツールのアプリを、都の全児童相談所で試行的に運用しました。試行の結果、担当ケースを見直す契機となったという声が上がった一方で、スクロールが多く見づらいなど入力に難しさを感じる職員もいたため、職員の意見を踏まえたアプリの改修に向けて取り組んでいます。
〇児童相談記録の標準化:児童相談記録の内容分析・検証
児童相談対応に必要な情報項目を標準的に入力できる相談記録システムの開発に向け、引き続き、これまでの記録の内容分析・検証を行い、チェックボックスやプルダウンを活用した記載方法など必要な機能等をまとめた仕様案を作成中です。
〇デジタル環境の整備
- スマートフォンの活用
2か所の児童相談所で、公用スマートフォンを試行的に導入し、出張先でも関係機関や児童相談所にいる職員などとの連絡が、容易にできるようになるとともに、地図アプリの活用による業務効率化を図りました。
今後の取組(2022年1~3月)
- 虐待リスク判定アプリについて、都の全児童相談所で行った試行結果を踏まえて見やすさや操作性等改善を行っていきます。
- スマートフォンの活用について、引き続き2か所の児童相談所において試行を継続し、効果検証を実施しています。