2022年10月31日 by 港湾局
進捗状況(2022年10~12月)
■高潮防災総合情報システムによる防災情報発信
- 次の台風シーズンまでに、新たに3箇所の海面ライブカメラを東京港内に増設するため、機器製作や設置箇所の現地調査を行いました。
- 東京デジタルツインや東京都防災アプリなど、多様な手段で高潮防災情報を発信するため、情報連携に向けた調整を行いました。
■AI等を活用した水位予測による水門等の操作支援
- 外水位予測(水門の操作支援)について、来年度より水防活動へ活用するため、予測値を閲覧するサイトを改良するなどの準備を進めました。
- 内水位予測(排水機場の操作支援)について、予測精度を高めるため、下水道施設の管理者へのヒアリングを行い、予測モデルへの反映を行いました。
■ドローンによる災害時の施設点検
- 飛行エリア拡大に向けて、上空のLTE電波状況等の調査について、調査内容の見直し等を行いました。
- 令和5年度からの災害時の施設点検の実施を目指し、災害協定による点検体制や機体購入等の検討を行いました。
今後の取組(2023年1~3月)
■高潮防災総合情報システムによる防災情報発信
- 海面ライブカメラの増設に向け、引き続き製作及び現地での設置作業を進めていきます。
- 高潮防災総合情報システムの海面ライブカメラ映像に観測水位を重ねて表示するなどのシステム改修を行います。
■AI等を活用した水位予測による水門等の操作支援
- 引き続き、外水位予測を水防活動へ活用するための準備を進めるとともに、検討成果のとりまとめを行います。
- また、内水位予測の追加を含む「水門等操作支援システム(仮称)」の構築に向けて、システムの要件定義や仕様の検討に着手します。
■ドローンによる災害時の施設点検
- 上空のLTE電波状況等を調査する委託の早期発注に向けた準備を進めるとともに、災害時の施設点検の実施に向けた調整を進めます。