進捗状況(2023年10~12月)
■離島港湾情報プラットフォーム等の構築
〇システムの運用
- システム改善に向けて、運用後に得たユーザーからの意見や要望を整理しました。
〇ライブカメラの活用
- 伊豆小笠原諸島に津波注意報が発令された際、ライブカメラ映像により岸壁等の被害の有無など施設状況の確認に活用しました。
- 報道各社からの要請に応え、災害情報などの報道にライブカメラ映像を提供しました。
報道に利用されたライブカメラ映像(10月5日)
(左:日テレNews(日本テレビ)、右:テレ東Biz(テレビ東京))
※著作者の許可を得て画像を利用
- 東京都デジタルツイン3Dビューアーと連携するとともに、東京都オープンデータカタログサイトにライブカメラの位置情報を追加しました。
〇衛星やドローン等による発災時の使用体制の構築
- 実証実験により判明した飛行許可に関わる必要な手続きを整理するとともに、他部署での検討事例の情報収集などを行いました。
〇施設の3次元データやBIM/CIM化
- 維持管理などの関連業務とも連携し、小笠原諸島の父島二見港などの岸壁についてのBIM/CIMモデル作成に着手しました。
- BIM/CIMモデルの作成において得た知見等を踏まえ、「設計・管理等におけるBIM/CIM活用ガイドライン」(案)の追記や更新が必要な内容の整理を行いました。
今後の取組(2024年1~3月)
■離島港湾情報プラットフォーム等の構築
〇システムの運用
- システム改善に向けて、ユーザビリティ向上や機能追加の検討を行っていきます。
〇ライブカメラの活用
- 引き続き、ライブカメラ映像を港湾施設などの現地状況の確認に活用するとともに、都民へ施設周辺状況についての情報をリアルタイムに提供していきます。
〇衛星やドローン等による発災時の使用体制の構築
- 災害時における活用に向けた運用方針の整備や災害時を想定したタイムラインの作成に取り組んでいきます。
〇施設の3次元データやBIM/CIM化
- 二見港(父島)や野伏漁港(式根島)など4港の岸壁についてのBIM/CIMモデル作成に取り組んでいきます。
- BIM/CIMモデル作成にあたって、必要となる詳細度等の基準設定について検討するなど「設計・管理等におけるBIM/CIM活用ガイドライン」(案)の更新に取り組んでいきます。