進捗状況(2024年度)
2021年度より、八王子市南大沢地区において再エネ電力を無駄なく地域で利用するため、蓄電池・EV充放電器等の設備の最適運転パターンなどを検証しています。 2024年度は、南大沢地区全体において再生可能エネルギー由来の電力をシェアリングした場合の有効性の検証を行うほか、環境関連のイベントに参加し、再エネシェアリングの普及啓発に取り組みました。
①南大沢地区全体における再エネシェアリングの有効性検証
2023年度は実証施設間のみでのシェアリングについて検証を実施していましたが、2024年度は、これらの実証施設に加え、住宅等も含めた南大沢地区全体において、再生可能エネルギー由来の電力をシェアリングした場合の有効性について検証しました。
検証結果については、以下のリンクをご確認ください。
②ENEX2025及びH2 & FC EXPOへの出展
2025年1月29日~31日に東京ビックサイトで開催された「ENEX2025」に出展し、イベントに参加された皆様へ再エネシェアリングの意義等をご説明しました。3日間を通じて、再生可能エネルギーに関係する幅広い企業・団体から、当ブースに約150名の方にご来場いただきました。本施策の取組への関心は高く、「これまでビジョンとしては構想されていたこと」を「実際に設備を構築」してデータを取得し、「取得したデータに基づくシミュレーションモデルを考案して評価」したことについて、高い関心を得ていることを確認できました。
また、2025年2月19日~21日に東京ビックサイトで開催された「H2 & FC EXPO」に出展し、本事業で設置した水素設備に焦点を当てたパネルを展示しました。

<H2 & FC EXPOでのパネル展示の様子>