進捗状況(2024年度):オンライン若者支援ネットワークの構築プロジェクト【都民安全総合対策本部】

プロジェクトのイメージ

進捗状況(2024年度)

若者からのオンライン相談

〇オンラインを活用した若者支援ネットワークの運用

若ナビα

東京都若者総合相談センター「若ナビα」では、若者の様々な悩みを受け付け、就労・就学等の適切な支援につなぎ、若者の社会的自立を後押ししています。
若者本人やその保護者等を対象に、電話相談、メール相談、LINE相談及び面接相談を行っており、面接相談では、ご希望等に応じて、対面だけでなくオンラインでも対応しております。

また、個別の相談事例について支援の方向性を検討する会議(ケース検討会議)や、支援に関わる行政機関等(関係支援機関)との連絡・調整を行う会議においてもオンラインを活用しています。

さらに、若ナビαの周知活動の一環として、区市町村や関係支援機関等の支援者を対象としたセミナーにおいては、オンラインも活用し、事業説明や具体的な相談事例の紹介などを行っています。

〇AIを活用した相談環境の充実

2023年12月からは、若ナビαのウェブサイト上のAIチャットボットを拡充し、相談について対応することが可能になりました。

AIチャットボットは、24時間ご利用いただくことができ、相談員を介さずに相談したい、あるいは、電話相談及びLINE相談の受付時間外でも相談したいといったニーズにも対応できます。

2024年度については、ご利用状況等をシステムにフィードバックすることにより、AIチャットボットのご案内の内容をより充実させることができました。今後も、定期的にシステムを見直し、チャットボットのご案内の精度を高めていきます。

今後の取組(2025年度)

若者からのオンライン相談

〇オンラインを活用した若者支援ネットワークの運用

今後ともオンラインを活用して、福祉、保健、医療、就労などの幅広い分野にわたる様々な支援機関と連携していきます。

区市町村や関係支援機関等の支援者を対象としたオンラインを活用したセミナーなどの機会を捉えて、若ナビαの事業説明や具体的な相談事例の紹介などを行って周知し、若者支援ネットワークの輪を広げていきます。

相談業務のDX化による若者のサポート強化

「若ナビα」の相談情報管理システムを再構築し、AI音声マイニングの導入等、DX化を通じて相談業務の効率化、及び、質の向上を推進します。

AI等を活用して相談内容を分析し、若者の悩みを的確に把握するとともに、都内支援機関等への共有を通じ、効果的な若者支援策等の検討を促進します。