デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出す「スマート東京」の実現に向け、都は南大沢を先行実施エリアと位置づけ、先端技術を活用した分野横断的なサービスの都市実装を目指しています。 この取組を推進していくため、都は地元自治体、地元企業及び通信事業者等と「南大沢スマートシティ協議会」を2020(令和2)年10月に設立しました。
協議会では、2024(令和6)年度までに、電動シェアサイクルの導入や無人宅配ロボットの実証実験、デジタルサイネージやテレワークスペースの設置のほか、新型モビリティの試乗会やARナビ体験等を実施し社会実装に向けて取り組みました。
進捗状況(2024年度)

南大沢スマートシティ協議会
2024年は6月に第1回、11月に第2回、翌2025年(令和7年)3月に第3回の協議会を開催し、主に以下の事項について導入に向けた検討などを行いました。詳細については協議会ホームページより資料をご確認ください。
- 地域情報アプリの開発
- 新たなモビリティの導入
https://minamiosawa-smartcity.com/(協議会HPリンク)
地域情報アプリの導入について
- 2024年10月にプレリビングラボを開催
- 2025年2月に共創ラボを開催
プレリビングラボでは、協議会構成員や南大沢の情報発信サイトを管理運営している地元事業者とターゲット層やコンテンツなどについて意見交換を行いました。
共創ラボでは南大沢の住民の方々や都立大学生などから南大沢の魅力を体感できるコンテンツを検討・ご提案いただきながら進めましました。
新たなモビリティの導入について
- 2024年11月にモビリティ体験会を開催
4社で計5種類のモビリティへの試乗体験のほか、車いすロボットやパートナーモビリティの展示を行いました。

※第三回協議会資料より抜粋
今後の取り組み(2025年度)
地域情報アプリの導入【目標】
これまで検討してきたターゲットやコンテンツ等を基にアプリを作成し導入を目指します。
新たなモビリティの導入【目標】
ピッチコンテスト採択事業者によるサービスの実証事業に取り組みます。