都は安全でシームレスな接続が可能な国際規格であるOpenRoaming対応Wi-Fiを推進し、都有施設等で快適な通信環境の提供に努めています。
進捗状況(2025年1~3月)
■都有施設における整備
・2024年度は海の森公園や現代美術館など、221か所にOpenRoaming対応Wi-Fiの整備を実施し、都有施設における整備数は累計859か所になりました。
・また、OpenRoaming対応Wi-Fiの整備拡大により、2023年10月時点で1か月当たり約21万回だった接続数は2025年3月時点では、1か月当たり約844万回となり、1年半で約40倍もの増加となりました。

■区市町村への支援
・2024年度に新たに開始した区市町村へのWi-Fi整備補助事業では、7自治体・175か所で補助金申請があり、年度末までに当該の全施設でOpenRoaming対応Wi-Fiの整備が完了しました。
・また、Wi-Fi整備計画策定等の伴走型技術支援を7自治体・93か所で実施しました。
■民間施設への普及促進
・2025年1月31日、OpenRoamingの国際的な認証団体であるWireless Broadband Alliance(WBA)のロドリゲスCEOが来庁し、OpenRoaming対応Wi-Fiの普及促進等の取組や都との連携について、宮坂副知事、山田局長と意見交換を行いました。


・今後、WBAと一層連携し、都内でOpenRoaming対応Wi-Fiの整備をさらに進めていきます。
今後の取組(2025年度)
■都有施設における整備
・2025年度は、東京ビッグサイトや江戸東京博物館、都立大学など新たに約300か所にOpenRoaming対応Wi-Fiを整備する予定です。
■区市町村への支援
・区市町村へのOpenRoaming対応Wi-Fiの整備補助事業では、これまでの既設切替に加え、新規整備を補助対象とし、支援を拡充します。
■民間施設への普及促進
・人が多く集まる主要駅周辺や公園等にOpenRoming対応Wi-Fiを整備するため、電話ボックス等の民間アセットを活用したWi-Fi整備を進めていきます。
いつでも、誰でも、どこでも、何があっても「つながる東京」を実現するため、OpenRoaming対応Wi-Fiの環境整備を促進し、今後とも取組を進めてまいります。