進捗状況(2023年4~6月)
各種プログラムの開催
【「アルスエレクトロニカ」とコラボレーション】
CCBTは、オーストリアのリンツ市を拠点に活動する文化機関「アルスエレクトロニカ(Ars Electronica)」と、2023年4月1日付で事業連携協定を締結。この連携により、アルスエレクトロニカ・フューチャーラボの共同代表である小川秀明氏を、CCBTのクリエイティブディレクターとして迎えました。
【記者懇談会・シンポジウム】
6月29日には、小川秀明氏による記者懇談会と、シンポジウム「東京をもっとクリエイティブに、もっと良くするには?」を開催。記者懇談会では、「Co-Creative Transformation of Tokyo(CX)~クリエイティブ×テクノロジーで東京をより良い都市に変える~」を掲げ、東京を舞台にクリエイティブな社会実験に挑むことを発表。シンポジウムでは、ゲストにCCBTのスーパーバイザーであり、東京のデジタル化を爆速で進める宮坂副知事、TAKANAWA GATEWAY CITY 文化創造棟準備室室長の内田まほろ氏、アーティスト、妄想インベンターの市原えつこ氏を迎え、「東京に必要な新しい仕組や挑戦」「アートの役割」「これからのCCBT」などについて議論しました。
アート・インキュベーションの実施
・CCBTのパートナーとして活動する 「CCBTアーティスト・フェロー」 を5月11日~6月4日の期間に募集しました。結果は7月中旬発表予定です。
・提案された企画案の審査により選出されたフェローは、創作活動のほか、CCBTで開催するワークショップ等の企画・講師として活動します。
支援内容
・制作費(1,000万円を上限)の支援
・メンターをはじめとした様々な専門家からのアドバイスや技術支援の機会の提供 等
メンター
いすたえこ (アートディレクター・グラフィックデザイナー)
宇川直宏 (“現在”美術家、DOMMUNE 主宰)
久世祥三 (プログラマー/MATHRAX)
竹川潤一 (一般社団法人 MUTEK Japan 理事)
田中みゆき (キュレーター/プロデューサー)
細川麻沙美 (札幌国際芸術祭事務局統括マネージャー)
※応募企画の選考は、CCBTクリエイティブディレクター・小川秀明と上記メンターが行います。
今後の取組(2023年7~9月)
各種プログラムの開催
・「CCBT Meetup 」「 未来提案型キャンプ」「 アート×テックワークショップ」「ショーケース」に、「アート・インキュベーション」を加えた5つのコア・プログラムを中心に実施していきます。
アート・インキュベーションの実施
・5組の「CCBTアーティスト・フェロー」を選考し、企画の具体化と発表、創作過程の公開やワークショップ等を実施していきます。