進捗状況(2021年7~9月)
■高潮防災総合情報システムによる防災情報発信
○高潮防災総合情報システムの運用開始
- 2021年7月30日に、水位や海面の状況などの高潮防災情報をリアルタイムで発信する「高潮防災総合情報システム」を開始しました。
- サービス開始以降、1か月間で約4万件のアクセスがありました。
- 8月31日より「東京都デジタルツイン3Dビューア」上での海面ライブ映像の配信を開始しました。
○高潮リスク検索サービス
- 都民の皆様からのご意見や要望を踏まえ、サービスをより良いものとするため、住所検索機能の向上など改修内容を検討しました。
■AI等を活用した水位予測による水門等の操作支援
- AIに学習させる過去の気象・海象データを倍増するなど、精度向上に向けた検討を開始しました。
■ドローンによる災害時の施設点検
- パイロットの監視下において自動飛行を行う「自律飛行」の実証実験に向けて、最新技術の動向等を調査し、活用方法を検討しました。
今後の取組(2021年10~12月)
■高潮防災総合情報システムによる防災情報発信
○高潮リスク検索サービス
- 都民の皆様からのご意見や要望を踏まえ、サービスをより良いものとするため、多言語対応等の改修を実施します。
- 「東京都デジタルツイン3Dビューア」上で最大浸水深及び最大浸水継続時間のデータ表示を開始します。
- リスク検索サービスで使用している最大浸水深等のデータについて、「東京都オープンデータカタログサイト」にてオープンデータ化を実施します。
○高潮防災総合情報システム
- 都民の皆様からのご意見や要望を踏まえ、システムの使い勝手や見やすさなど、さらなる利便性やQOSの向上を検討します。
■AI等を活用した水位予測による水門等の操作支援
- 引き続き、精度向上に向けた検討及び、リアルタイムの水位予測に向けた環境構築を行います。
■ドローンによる災害時の施設点検
- 試験運用に向け、港湾局管理用地にて12月より自律飛行や映像データ転送等に関する実証実験を実施し、課題の把握及び対応策を検討します。