進捗状況(2021年10~12月)
若者からのオンライン相談
〇「若ナビα」においてオンライン相談を実施
東京都若者総合相談センター「若ナビα」では若者の様々な悩みを電話やメール、LINEにより受け付け、ご本人、ご家族からの申し出や相談員の判断により必要に応じて面接相談を実施しています(事前予約制)。これまでの来所による面接相談に加え、2021(令和3)年5月からオンラインによる面接相談を実施しております。
面接相談にあたってはその都度、ご本人やご家族の状況に応じて柔軟に対応しています。
10月~12月の面接相談は全体で49件あり、そのうちオンライン面接相談を10件実施しました。(面接相談開始時(5月)から12月まで累計:全体138件、うちオンライン14件)
オンライン面接にあたっては、その都度、ご本人の意向や体調に応じて柔軟に実施していますが、直接対面での面接相談を希望する方も多い状況です。
関係支援機関とのオンライン連携
〇ケース検討など関係支援機関とのオンライン連携
「若ナビα」では定期的に個別の相談事例について、支援の方向性を検討する会議(ケース検討会議)の開催や支援に関わる行政機関等(関係支援機関)との連絡・調整を行っています。
2021(令和3)年5月からそのうちの一部をオンラインを活用して実施しています
10月~12月にオンラインを活用した会議等を17回実施しました。(12月まで累計:34回)
8月からは、「若ナビα」の周知活動の一環として、区市町村や関係支援機関等の支援者を対象としたオンラインセミナーを定期的に開催し、事業説明や具体的な相談事例の紹介などを行っています。
これまでの主なテーマは「LINE相談の現状」「進路に苦悩する若者たち」「コロナ禍の相談の現状」「非行関連の相談について」「若ナビの連携」などです。
事例等の紹介のほか、各地域における支援の現状についての意見交換も行っており、参加者からご好評をいただいております。このセミナーをきっかけとして「若ナビα」との連携が深まった支援機関もあります。
今後の取組(2022年1~3月)
若者からのオンライン相談
〇「若ナビα」においてオンライン相談を実施
引き続きご本人の意向や体調等を踏まえ、希望する方にはオンライン相談を実施するなど、状況に応じた丁寧な支援を実施していきます。
また、ご利用された方に聞き取りを行うほか、今後SNS分析やWeb調査を活用し、より利用しやすく、満足度の高いオンライン相談を実施できるよう検証を進めていきます。
加えて皆様に「若ナビα」を知っていただき気軽にご利用いただけるよう、SNS(Twitter、Instagram)を使ったWeb広告等、幅広い広報活動を展開していきます。
2021(令和3)年11月中旬から1か月間
京王線車内に掲出した交通広告
関係支援機関とのオンライン連携
〇ケース検討など関係支援機関とのオンライン連携
ケース検討会議や関係支援機関との連絡・調整にオンラインを活用し、より効果的・効率的な連携を進めてまいります。
オンラインセミナーは、毎月、様々なテーマを取り上げ定期的に開催し、「若ナビα」を広く周知するとともに、若者支援ネットワークの輪を広げてまいります。