進捗状況(2022年10~12月):地域における再エネシェアリング推進プロジェクト【産業労働局】

プロジェクトのイメージ

進捗状況(2022年10~12月)

再エネ電力を無駄なく地域で利用するため、各設備の最適運転パターンなどを検証しています。 また、第3四半期は、本事業を多くの方に知っていただくために様々な広報活動に取り組みました。

①南大沢スマートシティウィーク

2022年11月25日(金)から12月2日(金)に南大沢駅周辺で開催された「南大沢スマートシティウィーク」にEV(電気自動車)を出展しました。

南大沢スマートシティウィークは、「スマート東京」の実現に向けて、先行実施エリアの一つである南大沢地区において、これまでの先端技術を活用した取組や検討内容を紹介するとともに、実証プロジェクトの体験等ができるイベントとして実施されたものです。

「南大沢スマートウィーク」開催についての詳細はこちら

https://shintosei.metro.tokyo.lg.jp/post_lp37_221117/

再生可能エネルギーで発電した電力を使って、電動キックボードを充電、デジタルサイネージへ給電している様子
再生可能エネルギーで発電した電力を使って、電動キックボードを充電、デジタルサイネージへ給電している様子

イベントでは、2022年11月25日(金)から11月27日(日)の期間で、東京都立大学に設置したEVを動く蓄電池として活用し、再エネ電力による、電動キックボードの充電、デジタルサイネージへの給電を実施しました。

②水素学習講座

2022年12月10日(土)に東京都立大学で開催された「水素学習講座」において、本事業で設置した再エネ由来水素設備(H2One)を活用しました。

水素学習講座では、高校生や専門学生を対象として、大学や国立研究開発法人の専門家及び企業の担当者による講義を実施したほか、水素で動く燃料電池自動車(ミニカー)などを使って実験を行いました。

当日は、参加者の皆様に再エネ由来水素設備を実際に見学していただき、企業の担当者から水素の製造方法や燃料電池を使って発電する仕組みなどを学びました。質疑応答の時間では多くの質問が出るなど、再エネ由来水素設備を通して水素に関心を持っていただくことができました。

③テレビ朝日「東京サイト」

テレビ朝日「東京サイト」(テレビ朝日系列)において、「節電アクションH(へらす)T(つくる)T(ためる)」の夏に続くHTT企画第2弾として、本事業が紹介されました。

本事業の取組や東京都が目指す今後の展望などを多くの方に知っていただけるような内容となっておりますので、ぜひご視聴ください!!

なお、当日放送された動画は、東京サイトHPよりご視聴いただけます。

○12月23日(金曜日)放送「再エネシェアリング事業」

今後の取組(2023年1~3月)

第3四半期に引き続き、設置設備を活用し、再エネ電力を無駄なく地域で利用することを目的に発電実績を踏まえた分析を行い、各設備の最適運転パターンを検証するなど、シミュレーション実証に向けた準備を進めていきます。また、現在制作中のアニメは、今冬の公開を予定しています。