進捗状況(2022年10~12月):オンライン若者支援ネットワークの構築プロジェクト【生活文化スポーツ局】

プロジェクトのイメージ

進捗状況(2022年10~12月)

若者からのオンライン相談

〇「若ナビα」においてオンライン相談を実施

東京都若者総合相談センター「若ナビα」では若者の様々な悩みを電話やメール、LINEにより受け付け、ご本人、ご家族からの申し出や相談員の判断により必要に応じて面接相談を実施しています(事前予約制)。また、2021(令和3)年5月からは利用者の利便性の向上のため、オンラインによる面接相談も実施しております。

10月から12月の面接相談は全体で22件実施し、そのうちオンライン面接相談は5件でした(令和3年度からの累計:34件)。

また、令和4年度からはLINE相談(及び電話相談)の相談時間を20時から23時まで延長しています。20時以降の相談は増加傾向で、今まで相談できなかった相談者の利用の幅を広げています。
LINE相談における文章のやり取りでは十分に聴き取ることができない相談についても、オンライン面接相談につなげていく等の取組を行っていきます。

このほか、2022(令和4)年7月からは「若ナビα」のウェブサイト上に新たにチャットボットを導入し、「若ナビα」に関することや相談方法を気軽に質問できるなど、初めての方でも安心して利用できる環境を整備しています。

関係支援機関とのオンライン連携

〇ケース検討など関係支援機関とのオンライン連携

「若ナビα」では個別の相談事例について支援の方向性を検討する会議(ケース検討会議)や、支援に関わる行政機関等(関係支援機関)との連絡・調整を行う会議にできる限りオンラインを活用しています(2021(令和3)年5月より)。

10月から12月にオンラインを活用した会議等を17回実施しました(令和3年度からの累計:73回)。

また、「若ナビα」の周知活動の一環として、2021(令和3)年8月から開始した区市町村や関係支援機関等の支援者を対象としたオンラインセミナーでは、事業説明や具体的な相談事例の紹介などを行っています。

今後の取組(2023年1~3月)

若者からのオンライン相談

〇「若ナビα」においてオンライン相談を実施

引き続きご本人の意向や体調等を踏まえ、希望する方にはオンライン相談を実施するなど、状況に応じた丁寧な支援を実施していきます。(年間100件実施)

また、ご利用された方に聞き取りを行うほか、Web調査における若者の声を踏まえ、若者がより利用しやすく、満足度の高いオンライン相談を実施できるよう改善を進めていきます。

〇「若ナビα」の広報活動等の強化

2023(令和5)年1月から掲出するSNS広告

より多くの皆様に「若ナビα」を知ってもらえるよう、SNS(Twitter、Instagram、LINE)を活用したWeb広告を1月から掲出します。あわせて、2月には都内の全ての高校三年生向けに、「若ナビα」の相談方法をわかりやすく掲載した名刺サイズのPRカードの配布を行います。こうした取組を通じ、支援が必要な若者に「若ナビα」を気軽に利用いただき、オンライン面接相談等につなげていきます。

関係支援機関とのオンライン連携

〇ケース検討など関係支援機関とのオンライン連携

ケース検討会議や関係支援機関との連絡・調整にオンラインを活用し、より効果的・効率的な連携を進めてまいります。(年間55回実施)

オンラインセミナーなどの機会を活用し、「若ナビα」を周知するとともに、若者支援ネットワークの輪を広げてまいります。