~ スタートアップと職員とが協働して都政現場の困り事を解決 ~
東京都では、2022年11月に「Global Innovation with STARTUPS」を公表し、世界最高にスタートアップフレンドリーな都市・東京を目指しており、とりわけ、行政がスタートアップの製品やサービスの「ファーストカスタマー」となる取組を強化しています。
この度、都政現場における課題に対して、優れたスキルや技術を有するスタートアップとの対話を通じて、ともに解決を目指す「現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」を新たに開始します。
課題を抱える都政現場との協働に参加するスタートアップを下記のとおり募集しますので、是非とも、ご応募ください!
事業概要
- 都政現場の課題について、職員とスタートアップとが対話を重ね、問題の所在や原因を見える化します
- 協働するスタートアップを選定し、課題解決に向けて都政現場での実証プロジェクトを実施します
- プロジェクトを通じて行政・スタートアップの相互理解を深めるとともに、課題解決に共に取り組みます
- 成果報告会を通じて、協働成果を効果的に発信&広く共有し、横展開につなげます
【事業の流れ】
設定テーマ
局名(現場部門) | テーマ |
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都市整備局(景観部門) | 都民も観光客も楽しめる歴史的建造物の情報発信と、来訪者増加につながる分析ツールを導入したい! |
住宅政策本部(住宅企画部) | 「東京での暮らし・住まいの魅力」を若者・子育て世帯にもアピールするため、Instagramを効果的に運用したい! |
福祉局(東京都社会福祉事業団障害者支援施設) | 職員の緊張や不安をバイタル情報等から把握・通知できるツールを導入して、職員の支援力・対応力の向上を図りたい! |
保健医療局(東京都立病院機構都立病院) | 記録補助ツール等を活用して適時適切な情報共有を図り、医療の質・患者サービスの向上につなげたい! |
建設局(総務部) | 測量データからスピーディに3Dモデルを作って、住民等関係者にわかりやすく道路整備の完成イメージを伝えたい! |
港湾局(港湾整備部) | 撮影したドローン映像・写真の自動整理や3Dモデル化を通じて、現場に行かなくても港湾施設の外観・形状等を確認したい! |
交通局(電車部) | デジタル技術を使って地下鉄の乗客量を効率的に把握して、混雑状況の把握やダイヤの設定に活かしたい! |
下水道局(計画調整部) | 枚数が多い、かつ緻密さが必要とされる工事設計書のチェックを支援するAIツールを導入して、業務効率化を図りたい! |
教育庁(都立工科高校) | 全国初設置!北豊島工科高校「都市防災技術科」の教育内容を一緒に作りたい! |
東京消防庁(消防学校) | 庁舎図面をデジタル化して、修繕工事の設計や工事業者との打合せなど、建物管理のDXを進めたい! |
スケジュール
(1)対話への参加応募 :10月11日(水)~ 10月20日(金)17時
(2)現場との対話・ディスカッション:10月下旬頃
(3)解決策の提案:11月上旬頃
(4)現場による解決策選定、審査会:11月中旬頃
(5)プロジェクト開始:11月中下旬
※ 上記(2)以降は、都政現場により異なります。
公募詳細
対話への応募手続等、その他詳細は、下記の特設サイトをご参照ください。
特設サイトURL:https://dialogue-startup.metro.tokyo.lg.jp/
※ 本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です(戦略11 スタートアップ都市・東京戦略)。
【問合せ先】 <事業全般に関すること> スタートアップ・国際金融都市戦略室戦略推進部スタートアップ推進課 電話:03-5388-2106 <公募に関すること> 株式会社ゼロワンブースター(受託事業者) 電話:03-6435-5360