東京が抱える様々な都政課題を解決するためには、民間から生まれた画期的な製品・サービスを活用することが重要です。
そこで東京都では、スタートアップによる都政課題解決に向けた製品等のピッチや、行政機関、ＶＣや企業等との交流の場を創出するイベントを2019年12月から開催しています。
第17回ピッチイベントは「南大沢スマートシティ協議会」と連携して実施し、本日より、ピッチイベントに参加するスタートアップを募集します。
ピッチ審査で審査委員から都政課題の解決に資すると認められたスタートアップは、事業の協働等に向けて具体的な交渉を進めるきっかけを持つことができます。ぜひご応募ください。
第17回イベント概要(予定)
【日 時】 令和3(2021)年11月29日（月曜日）14時00分～16時45分（予定）
【場 所】 TOKYO UPGRADE SQUARE （新宿区西新宿二丁目6番1号）
【主な内容】
１ スタートアップによるピッチ（5社を予定）
２ 結果発表及び審査委員講評
３ フォトセッション
【応募テーマ】 『最先端技術を活用した南大沢のまちの活性化と移動利便性の向上』
「スマート東京」の実現に向け、先行実施エリアの１つに位置付けられている南大沢エリアについて、アンケートやワークショップ、インタビュー等を通じて明らかとなった以下の課題を解決し、南大沢の関係者（市民・来街者）が質の高い生活を送れ、南大沢の魅力の再発見につながる最先端技術を活用した革新的なサービス等を募集します。
■課題
〇まちに集い、滞在するための魅力的な資源の有効活用やその情報発信等が課題
〇丘陵地における移動利便性向上のための多様な交通サービスの提供や高齢者等の移動負担軽減等が課題
（例）
・南大沢の魅力やスポットを紹介する情報発信サービス
XR、デジタルサイネージ、スマートポール 等
・南大沢の資源を活用して、人の集いや賑わいを創出するサービス
空き家を活用した無人店舗、地域コミュニティサイト 等
・移動困難者のラストワンマイルをサポートするモビリティサービス
自動車いす、小型モビリティ 等
・買い物体験の質を向上させる荷物の自動運搬・店舗案内サービス
自動運搬ロボット、アバターロボット 等
| 【問い合わせ先】 産業労働局商工部創業支援課 03 – 5320 – 4678 |
ピッチへの参加方法等
【募集期間】 令和3(2021)年10月19日（火曜日）～11月9日（火曜日）18時
【主な応募対象】 応募条件は、以下のとおりです。応募には、業種の制限はありません。
- 創業後及び第二創業後10年未満 （注）一般社団法人、合同会社、個人事業主等も含みます
- 応募テーマに合致した製品・サービスを有し、リリース後5年以内であること
- 公序良俗に反する事業を行うなど、東京都が支援することが適さないと判断した企業等ではないこと
【主な審査基準】 次のような観点で審査し、5社を選出します。
- 製品・サービスが上記応募テーマに合致しているか
- 製品・サービスを用いて東京都と協働することにより、都政課題の解決に資することが見込まれるか
- 製品・サービスに新規性・独創性があるか、ソーシャルインパクトがあるか
- 財務状況等に問題がなく、製品・サービスの生産（提供）計画に適切性があるか
【応募方法等】 詳細は公式ウェブサイト（ https://upgrade-with-tokyo.jp）を参照の上、
お申し込みください。
【そ の 他】 新型コロナウイルスの状況を踏まえ、ピッチイベントをオンラインで開催する可能性があります。
ピッチの視聴方法
【視聴方法】 ピッチイベントの模様は、産業労働局チャンネル（YouTube）でライブ配信いたします。ご興味がある方は是非ご覧ください。（過去に実施したピッチイベントの様子も公開しています）
| 本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。 戦略11 スタートアップ都市・東京戦略 「スタートアップによる行政課題解決プロジェクト」 |
南大沢スマートシティ協議会について
【概要】
都は、デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出し、都民が質の高い生活を送る「スマート東京」の実現を目指しています。南大沢は、多摩ニュータウン西部の拠点において、学術研究（都立大学）とまちづくりが連携するエリアであることから、「スマート東京」先行実施エリアの一つに位置づけられており、先端技術を活用した分野横断的なサービスの都市実装を目指しています。
この取組を推進していくため、令和2年10月27日に「南大沢スマートシティ協議会」を設立し、地元八王子市、地元企業及び通信事業者等と共に、地域の課題解決に向けて、先端技術を活用したまちづくりの検討を開始しました。
＜東京都都市整備局・南大沢スマートシティ協議会ホームページ＞
【地域の課題（例）】
・丘陵地の高低差の負担軽減
・団地から駅、バス停までのアクセス確保
・住民、来街者の回遊性による賑わい創出
・効率的な荷物搬送、物流の実現
・まちの案内情報発信 等
【先端技術を活用した具体施策（案）】
＜モビリティ＞
・自動車椅子、自動運転バス、ＭａａＳ、電動キックボード、電動シェアサイクル等
＜まちの賑わい＞
・自動運搬ロボット、アバターによる遠隔案内、無人宅配ロボット、駐車場システム（満空情報等）、無人店舗等
＜情報・その他＞
・デジタルサイネージによる情報提供、サテライトオフィス、３Ｄデジタルマップ等
【参考：実証実験（例）】 ※昨年度の実験の様子
