進捗状況(2021年4~6月):スマート農林水産業プロジェクト【産業労働局】

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プロジェクトの進捗状況(2021年4~6月)

スマート農業

【目標】研究開発プラットフォームの運営・プロジェクトの実施6件(2021)

(取組状況)
次の6つの研究課題を本格的に開始し、プレス発表(4月22日)しました。
・直売を主体とした経営管理システムの開発
・ソーラーエネルギー利用システムの開発
・多品目栽培用作業スケジュール管理システムの開発
・小型コンピュータを活用したハウス環境制御システムの開発
・果樹根域制限栽培における環境制御システムの開発
・スマート農業技術の経営的評価・経営モデル構築


(取組例)

システムの画像
生産者は庭先直売所の販売状況を発信し、消費者はスマホで品揃えや経路を確認するシステムを開発
太陽光パネル写真
ハウスに軽量フレキシブル太陽電池を設置して利用技術を開発

【目標】ローカル5G等の活用・遠隔指導実験の開始(2021)

(取組状況)
ローカル5Gを活用した、遠隔での農作業支援に向けて、民間企業と連携した実証試験の取組を開始しました。

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取組のイメージ

スマート林業

【目標】多摩産材の流通効率化・システム運用開始(2022)

(取組状況)
レーザ等を活用した森林状況の把握や、デジタル技術を活用した流通効率化等の現地実証を開始しました。

スマート水産業

【目標】海況シミュレーション・海況予測サービスの運用開始(2022)

(取組状況)
シミュレーションの開発に向けて、6月4日付で開発会社と委託契約を締結しました。

今後の予定(2021年7~9月)

スマート農業

【目標】研究開発プラットフォームの運営・プロジェクトの実施6件(2021)

(今後の予定)
・プラットフォームで得た技術シーズや発想を研究開発に活用します。
・企業等との研究開発グループによる実証実験や活用モデル等の提示を行っていきます。

【目標】ローカル5G等の活用・遠隔指導実験の開始(2021)

(今後の予定)
遠隔操縦カメラやスマートグラスなどを活用し、ローカル5Gの特性を活かした遠隔農作業支援の高品質化や高度化を進めていきます。

スマート林業

【目標】多摩産材の流通効率化・システム運用開始(2022)

(今後の予定)
さらに現地実証の事例を増やし、多摩産材需給情報システムの構築を進めていきます。

スマート水産業

【目標】海況シミュレーション・海況予測サービスの運用開始(2022)

(今後の予定)
本年度中の基本システム構築にあたり、引き続き受託者と協議していきます。また、より高精度の情報提供がなされるよう、サービス実装に向けた協議検討も併せて行います。