進捗状況(2022年7~9月):地域における再エネシェアリング推進プロジェクト【産業労働局】

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進捗状況(2022年7~9月)

再エネ電力を無駄なく地域で利用するため、各設備の最適運転パターンなどを検証しています。

①再エネ由来水素設備の分析結果

東京都立大学に設置した「再エネ由来水素設備」では、日単位、週単位でFC発電(※)、水素製造した場合における電力の効率性について、各単位におけるタイムシフトを確認しました。

※水素と酸素を結合させることで燃料電池で発電する仕組み

水素設備のイメージ

②電気自動車のカーシェアリング実績

パオレ(商業施設)とコーシャハイム南大沢(集合住宅)に設置した電気自動車の利用状況を確認すると、多くの方々にご利用していただけていることが分かり、本事業が都民の皆様に定着しつつあると実感しています。

EVの活用イメージ

③普及啓発の取組(アニメの制作) 

現在、本事業の意義をより多くの都民に知っていただくために、本事業の取組内容を説明したアニメを制作しています。(今冬公開予定)

今後の取組(2022年10~12月)

第2四半期に引き続き、設置設備を活用し、再エネ電力を無駄なく地域で利用するために発電実績を踏まえた分析を行い、各設備の最適運転パターンを検証するなど、シミュレーション実証に向けた準備を進めていきます。また、現在制作中のアニメは今冬の公開を検討しています。