進捗状況(2023年4~6月):離島港湾DX事業の推進プロジェクト【港湾局】

プロジェクトのイメージ

進捗状況(2023年4~6月)

■離島港湾情報プラットフォーム等の構築

〇システムの運用開始に向けて

  • ユーザーテストを実施し、情報登録や更新処理等について、システムの機能および視認性・操作性を考慮しつつ、シナリオに沿って動作可能か確認しました。
システム画面のイメージ
システム画面のイメージ(左:業務用、右:公開用)

〇ライブカメラの整備

  • 関係者との調整を行うとともに、調整が整った港から順次設置を進め、12港への設置が完了しました。
八丈島神湊港への設置状況のイメージ
八丈島神湊港への設置状況

〇衛星やドローン等による発災時の使用体制の構築

  • 衛星によりデータを取得するため、使用する機体や取得範囲について整理を行いました。
  • ドローンによる実証実験の実施に向けて、関係者との調整を行いました。

〇施設の3次元データやBIM/CIM化

  • 岡田港および利島港の岸壁についてBIM/CIMモデルの作成に着手しました。
  • 「設計・管理等におけるBIM/CIM活用ガイドライン(仮称)」の素案の作成について、記載内容の整理を行いました。

今後の取組(2023年7~9月)

〇システムの運用開始に向けて

  • ユーザーテストの評価を踏まえたシステムの改善を進め、9月からのシステム運用開始に向けて取り組んでいきます。

〇ライブカメラの整備

  • 8月末までに全島(17港)への設置を完了させ、調整が整い次第、運用するよう取り組んでいきます。

〇衛星やドローン等による発災時の使用体制の構築

  • 衛星から取得したデータの検証により判明した課題について検討を行い、活用に向けた整理を具体化していきます。
  • 8月末までにドローンによる実証試験を行い、撮影したデータ等により災害時の状況把握などにおける精度の判断可否を評価していきます。

〇施設の3次元データやBIM/CIM化

  • 岡田港および利島港の岸壁について8月末までにBIM/CIMモデルの作成を完了させ、業務での活用に取り組んでいきます。
  • 「設計・管理等におけるBIM/CIM活用ガイドライン」(案)の作成を完了し、業務での活用に取り組んでいきます。
利島港のBIMCIMモデルのイメージ
利島港のBIMCIMモデル