進捗状況(2023年7~9月):離島港湾DX事業の推進プロジェクト【港湾局】

プロジェクトのイメージ

進捗状況(2023年7~9月)

■離島港湾情報プラットフォーム等の構築

〇システムの運用開始に向けて

  • ユーザーテストの評価を踏まえたシステムの改善を行い、9月からシステムの運用を開始しました。

〇ライブカメラの整備

  • 全島(17港)への設置が完了し、公開用サイトの開設により、9月からライブカメラ映像の公開を開始しました。

 離島港湾情報プラットフォーム 公開用サイト(パソコン・スマートフォン共に対応)
  URL:https://open.ritokouwan-infopf.metro.tokyo.lg.jp
 (参考) 【東京都伊豆・小笠原諸島港湾ライブカメラ】 YouTubeページ
  URL:https://www.youtube.com/channel/UCqdejTsUrCvZ55Y8u9v5h9w
 詳細はシントセイHPのプレスリリースをご確認ください。
  URL:https://shintosei.metro.tokyo.lg.jp/post_lp40_230831/

〇衛星やドローン等による発災時の使用体制の構築

  • 7月までにセンサや解像度の違う衛星のデータを取得し、活用に向けた課題等の整理を行いました。
  • ドローンによる実証試験を7月に実施し、飛行条件の確認や取得したデータの精度などの評価を行いました。

〇施設の3次元データやBIM/CIM化

  • 岡田港および利島港の岸壁のBIM/CIMモデルの作成とシステムへの登録が完了し、業務で活用できるようになりました。
  • 「設計・管理等におけるBIM/CIM活用ガイドライン」(案)の作成を完了しました。

今後の取組(2023年10~12月)

〇システムの運用

  • システムを運用しながらユーザーの意見や要望を踏まえ、システムの改善を進めていきます。

〇ライブカメラの活用

  • ライブカメラ映像を港湾施設などの現地状況の確認に活用するとともに、都民へ施設周辺状況についての情報をリアルタイムに提供していきます。

〇衛星やドローン等による発災時の使用体制の構築

  • 実証実験により判明した課題を整理し、活用に向けた検討に取り組んでいきます。
  • 災害時におけるドローン活用に向け、使用体制の構築や効率的な運用方法などについて検討に取り組んでいきます。

〇施設の3次元データやBIM/CIM化

  • 設計や維持管理などの関連業務とも連携し、順次、他の港の岸壁についてのBIM/CIMモデル作成に取り組んでいきます。
  • BIM/CIMモデルの作成において得た知見等を踏まえ、「設計・管理等におけるBIM/CIM活用ガイドライン」(案)をブラッシュアップしていきます。